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波風。03 ページ49
川「Aちゃん？」
名前を呼ばれて顔を上げると
川西さんがいた。
「川西さん？」
川「どしたん？こんなとこで」
「川西さんこそ。」
川「俺は帰り道や。
、、、なんかあった？」
「いえ。」
川「こんなとこ
一人でおったら危ないから、
送ってく。
それとも、ゆずる呼ぶ？」
「え、なんで、、」
川「付き合うてんのやろ？
あ、ゆずるから聞いたんちゃうで。
この前、飲みに行った時、
手繋いどったん見てもうてん。」
「あ、、、笑
すみません、、」
川「ええよ、
たぶん内緒なんやろなー思たし。」
「、、川西さん、、、
ちょっとだけ、
相談乗ってもらっていいですか？」
川西さんやったら、
河井さんのこともよくわかってる。
川「ええよ、
ほな、近くどっか入ろか。」
「すみません。」
お店に入ると、
川西さんは二人分のお酒と料理を
頼んでくれた。
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作者名：yuzu
| 作成日時：2020年4月11日 22時
