世にも珍しい六つ子と私達の話【おそ松さん】

18話！ わさび餅 ページ21

そのまま私はアジトに連れてかれた…






…なんてなると思ったか！！！！

「…そいやっ！！」

私は腕を捻り、一瞬力を抜いてから一気に腕を引き抜く。

そしたらするりと抜けることができるのだ。

「愛華！？」

「…マジか」

このひねくれた作者が大人しくするわけがないだろう！！

「てめぇっ」

そいつが明らかにトーンを低くする。

「おそ松！戦略的撤退しよう！」

「イコール逃げろってわけだな！よっし！お前ら逃げるぞ！」

「でもおそ松兄さん！どうやって！？」

「自転車総動員だ！十四松はトド松と先帰れ！」

「わかりマッスル！！」

すると十四松はトド松を担ぎ、振りかぶった。

「え、ちょ、十四松兄さん？嘘だよね？ちょ、うそうそうそぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」

そのまま飛ばされ、十四松も飛んだ。

「後は…カラ松と一松と凛、俺と愛華で二人のりだ！」

「三人のりだが…了解だぜブラザー」

「チッくそ松とかよ…」

「チッ三人のりかよ…」

「はーいそこ！うだうだいうな！」

そう言うと私たちは回れ右をし、路地裏の先に止めてある自転車にまたがった。

「逃げんのかよ！」「意気地無し！」

「戦略的撤退だ！文句あっか！」

逃げながら私がそう反論すると、さっき私の腕をつかんでいたやつが叫んだ。

「いつでも来い、潰してやる」

…と。

そのあと、家に帰ってからパーカーのポケットを見ると、住所と電話番号が書いた紙が見つかり、

私は心底ドン引きしたのであった…

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とりあえず終わらせてやったぜ！

ギャグに走るのはなんでだろー(白目

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