[鬼滅の刃]小さな天才が救済します！

第8話 ページ10

私が誓ったあと、

お父さんとお母さんを埋葬した。

もう会えないんだと思うと悲しかった。

その時、隠しって呼ばれる人が手伝ってくれた。

黒い人たち優しくしてくれた。

「怖かったよね…」

「悲しいよね…」

「お父さんとお母さんの分までしっかり生きてね」

そんな言葉が心に響いた。

最終選別の日にちも聞いた。

一週間後に始まるみたい。

しばらくは、隠しの皆さんが綺麗にしてくれた、

思い出の家で過ごしていた。

昼の間に、隠しの人が来てくれた。

遊んで、励ましてくれた。

優しさが嬉しかった。



両親が死んでから2日、私の両親を殺した鬼と、全く同じ鬼が現れた。

鬼「お前の親だな。俺の兄貴を殺したのは！」

あに……き…？

鬼「お前なんて、兄貴が殺す筈だった。

実際にお前の他に親が死んでるんだろ？

兄貴が殺したんだ。

なのに、お前も死ぬはずだったのに。」

嫌だ…やめて……

鬼「お前が逃げたから、お前の親が死んだんだ。

今頃恨んでるだろうな。

空でお前が死……」

これ以上聞きたくなかった。

私が逃げたから……

私のせいで、お父さんとお母さんは……

私は夢中で鬼に刀を振ったが、

上手く呼吸を使えていないことに気づいてなかった。

母「A！しっかりなさい！」

父「一時の感情に囚われ過ぎるな。呼吸を使え。」

お父さん…お母さん……

『自然の呼吸 陸の型 花紅柳緑』

きれた…鬼の首をきれた…

お父さんとお母さんは、私のことを見ててくれる…

母&父「A。」

父「父さんと母さんが死んだのは、Aのせいじゃない。」

母「Aは、正義を守るために戦いなさい。人や鬼に関係なく。

自分が信じたいものを信じなさい。」

ここでまた、決心する。

私は、正義を守るんだ。

自分が正しいと思えることをしたい。

鬼でも人でも正しいことをする人をしんじるんだ。

そこには、きっといい未来が待っているから。

人のために、正義のために……。

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