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情報収集 二 ページ48

朝日side
雪葉からもらった着物に着替え、町に行く。
鶴丸「それじゃあ、石切丸と物吉と朝日。俺と日本号と貞坊で情報を集めよう。日が暮れたら屯所に戻ること。いいな?」
物吉「わかりました。鶴丸さん、必ず日が暮れたら戻ってきてくださいね」
鶴丸「・・・」
朝日「返事」
鶴丸「わかった・・・」
明らかにしょぼんとする鶴丸。
朝日「それじゃ、またあとで」

町人「お、嬢ちゃん別嬪だね。なんか食べてくかい?お供さんたちも」
朝日「いいの?じゃ、お言葉に甘えて」
町人「にしても、あまり見ない顔だな」
物吉「遠くから来ました。ここはいい町ですね」
町人「そりゃあよかった。ここ最近、人が寄り付かなくなってよ」
石切丸「何かあったのかい?」
町人「落武者の幽霊が出るとか何かで全く人が来ねぇのさ」
朝日「それは怖い。いつ、幽霊が出るの?」
町人「日が暮れ始めたあたりだってよ。お前さんたち、気を付けろよ」
物吉「はい。ありがとうございます」

物吉「日が暮れ始めたあたりですか。どうします?」
朝日「とりあえず、まだ情報がほしい。他の人にも聞いてみよう」
物吉「はい」

女性「落武者の幽霊?あぁ、あの屯所近くの?本当にいるのかしらね」

男性「そいつら、赤い目をしててよ。おっかねぇんだ。刀も持ってるし」

子供「母ちゃんが見たって言ってた。いきなり襲いかかってきて、怪我してたよ・・・」

子供「俺、骨みたいのも見たよ。ふよふよ宙に浮いてんだ!」

石切丸「私たちが知る時間遡行軍だろうね」
物吉「屯所近くに出ると言っていました。今日は屯所で待機してみませんか?」
朝日「そうだね」

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作者名:兼さんの耳飾り | 作者ホームページ:http://yuzunoki  
作成日時:2023年3月29日 19時

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