ブラック本丸潰しの朝日さん (ページ47)

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情報収集ページ47

朝日side
太鼓鐘「・・・近いのかな？俺たちの、戦いが終わるの」
ポツリと、太鼓鐘が呟く。
鶴丸「こればかりはどうとも言えん。取り敢えず、俺たちに足りないのは情報だ」
石切丸「町で情報収集した方が良いだろうね」
朝日「けど、鶴丸と石切丸でか・・・」
鶴丸「まぁそうなるだろうな」
石切丸「何か問題でも？」
朝日「問題しかない！二振りとも、道に迷わず、何にも興味を引かれずここへ帰ってこられる確率は？」
鶴丸、石切丸「「・・・」」
朝日「ほらね」
物吉「でも、どうします？」
太鼓鐘「和服なんて、誰も持ってねーぞ」
トントンッと、部屋の戸が叩かれる。
すっと、戸が開かれる。
うひゃあ。美人さんだ・・・。
？？「どうもー。雪葉と申します。夫に頼まれて、お召し物をお持ちしました」
全員「夫？」
雪葉「はい。黒田高次です」
全員「えぇ！？」
雪葉「あなたが、朝日さまですか？」
朝日「えぇ。まぁ」
鶴丸「さま、だとよ」
朝日「うるさい鶴丸」
雪葉「旦那が失礼をしていないかと心配で・・・」
朝日「失礼なんかされてないよ。むしろ、優しいぐらい」
雪葉「そうですか。良かったです」
朝日「あと、着物。ありがとう」
雪葉「いえいえ。お安いご用です。それでは」
良い子だ。
物吉「それじゃあ、着替えて町で情報収集をしましょう」
太鼓鐘「だな！」