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捕まった第一部隊 ページ37

三日月side
朝日「それじゃあ、私たちは行くね。あ、そうだ。そっちの朝日藤四郎に伝えておいて。あまり大切にしない方が良いよって」
三日月「あいわかった」
だが、忘れているやもしれぬな。
日向「凄いね。どの朝日さんも頭がキレる」
和泉守「彼奴は鋭い。時に、知りすぎるときがある」
堀川「兼さん、よく知ってるね」
和泉守「彼奴とはほぼ同じ時期に顕現してな。よく一緒に出陣してたんだ」
堀川「へぇー。そうだったんだ」
役員「皆さーん。新しい対戦相手の方が来ました」
三日月「今行く」


相手は、加州清光、大和守安定、姫鶴一文字、日光一文字、南泉一文字、鶴丸国永。
加州「よろしく」
三日月「ああ。よろしく頼む」
役員「では、演練を開始します」


堀川「三日月さん。今度はちゃーんと作戦立てましょうね」
三日月「わかっておるぞ。鶴翼陣だ」
宗三「まぁ、陣形を組んだだけ良しとしましょうか」
和泉守「だな」
回りを見渡す。
彼方も陣形を組んでいた。
謙信「くるのだぞ」
彼方が先制攻撃を仕掛けてくる。
強いとは思う。
だが、朝日ほどではない。
あの、相手の剣筋を、手癖を全て把握した上での攻撃。
あれに比べれば、これくらい造作もない。
俺達はあっさり勝ってしまった。


朝日side
朝日「だからさ、もう少し慎重に動いた方が良いって言ったじゃん。なのに好奇心に負けんなよ」
物吉「すみません。僕の力ではどうもできませんでした」
太鼓鐘「物吉のせいじゃねぇって!」
日本号「そうだぜ」
石切丸「好奇心に負けた隊長の責任だ」
私たちは今、新撰組の屯所にいる。
何故なら鶴丸が好奇心に負け、あちこちを歩き回り、怪しまれ、新撰組に捕まったのだ。
抵抗したら面倒なので大人しく捕まった次第だ。
鶴丸「すまない。滅多にこれない場所だから興奮して・・・」
部屋の外から声が聞こえる。
隊員「局長!?何故ここに!」
局長「何やら怪しい格好をした者たちが入ったときいたのでな。調べ、兄上に報告しようと思ったのだ」
朝日「兄上・・・?」
まさか!
鶴丸「お、もうアタリがついたのか。朝日」
朝日「もしかしたら違うかもしれないけど、彼は・・・」

バラされた正体→←別個体の朝日の推理



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作者名:兼さんの耳飾り | 作者ホームページ:http://yuzunoki  
作成日時:2023年3月29日 19時

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