ブラック本丸潰しの朝日さん

朝日と今剣 ページ19

加州side
何？今の会話。
あの本丸の朝日って・・・。
前にあの今剣と朝日は会ったことがあるの？
俺たちは、一歩も動けずにいた。

今剣「あーあ。つかまっちゃいました」
三日月「一体、何が・・・」
日向「朝日さん、大丈夫？」
朝日「ん。大丈夫」
加州「朝日・・・」
俺たちは、朝日の本丸の事を何も知らない。
話されてもないし、政府の記録にも、極秘情報として閲覧出来ないようになっている。
朝日「取り敢えず、情報吐かせるから手伝って」
加州「うん」
三日月「二降りは政府に戻って今剣の取り調べをしろ。俺たちはここの刀たちから事情を聞く」
そして、俺と朝日は政府に戻った。

朝日「さぁ、手当てはしたぞ。これで満足か？」
今剣「あるじさまにあえたらもっとまんぞくです」
朝日「それは出来ない」
加州「どうして他の本丸を襲撃したの？」
今剣「あるじさまがあのほんまるの堀川がほしいといったからです」
今剣には情報を吐きやすくする術を使っている。
本人も気付いていなさそうだ。
朝日「ねぇ私の本丸は何処にあるの？」
不思議な質問だ。
今剣「あるじさまがかくしてますよ。ぼくもどこにあるかしりません」
朝日「そっか」
朝日から更に表情が消える。
朝日「役員さん。拘束室上級五の部屋使って拘束して」
そんな上の部屋使うの！？
政府には拘束室がある。
そこに入るのは謀叛を起こした審神者、刀剣男士。
審神者を殺した刀剣男士。
ブラック本丸の審神者等。
罪を犯した者が入る部屋だ。
そこにも階級がある。
上級、中級、下級。
それぞれ五の部屋まである。
上級五の部屋。
最上級の拘束室。
この今剣はそこまで危険なのか？
一体朝日に何があったんだ。
何が朝日をここまで本気にさせる。
何が朝日をここまで悲しませている。
何が朝日をここまで、殺したんだ・・・。

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