・ ページ39
章 大「す ばるくん、会いたかった。す ばるく〜ん。でもその格好」
す ばる「車椅子か？もう体力無いからな。しんどいねん。」
信 五「章 大と一緒やな」
す ばるは荷物を開け始める
す ばる「貸したる。ずっとやりたがっとたやろ」
それは、おとんが趣味でひいてたギター
す ばるにくれて、亮や章 大が羨ましがって欲しがった物や
今になったらす ばるにしたらおとんの形見
章 大「良いの？」
す ばる「貸すだけだから、返せよ。入院退屈なん知っとるから。それから、これも」
ギターの本、楽譜、たくさんの色鉛筆、ノート
す ばる「絵書いたり、出来るように手は大丈夫なんやろ」
章 大「ありがとう。さすがす ばるくんやね」
本当にさすがやわ
それから、しばらく話して、絵を書いたりしてた
す ばる「章 大、俺はもうここには来ないから」
急にマジメに話出した
章 大「嫌や、何で？」
す ばる「どうしてリハビリ頑張らんの？リハビリ頑張れば大丈夫やろ。俺と違って、ほらこれもやる」
それは、車椅子バスケとかの本
す ばる「今からやって、何でも出来る。何にだってなれる。無限の可能性がある。俺には出来んこと、見れん景色変わりに見てや。」
信 五「す ばる」
流れる涙をこらえて話
す ばる「俺は、明日死ぬかもしれん。そして、もうここには来ない。頑張ってリハビリして退院せな、もう一生会われへんかもな」
章 大「嫌や、絶対嫌や」
す ばる「皆つらいし、悲しい。章 大だけじゃない。皆おる。一緒や。隆 平も頑張ってる。どうすんねん」
章 大「リハビリ頑張る。頑張って、練習したギター聞いて欲しい」
す ばる「家で待っとるから、ギター返せよ。じゃあな、バイバイ」
章 大「バイバイ嫌や、待ってよ〜」
す ばるは病室を出て行った
泣きまくる章 大を抱きしめてす ばるをおいかけた
出てすぐのところで泣き崩れとった
す ばる「俺、こんなんしか出来ん。ハアハア」
泣き過ぎて、呼吸がおかしい
すぐに先生を呼んだ
信 五「す ばるも約束守らないかんからな、ありがとうな」
肉なんかついて無い背中をさすった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずレモン(プロフ) - まみいさん» 感想ありがとうございます。すごく嬉しいです。O型組の言葉じゃない甘えを表現したかったです。そして丸ちゃんは酔っててあまり覚えてないっていう。少し長くなってしまいましたが喜んでいただけたら良かったです。またリクエストお願いします。 (2018年7月28日 9時) (
レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
まみい(プロフ) - ありがとうございました。マルちゃんが仕切ってるのが新鮮で面白かったでさ。またリクエストさせて頂きます。 (2018年7月28日 1時) (レス) id: 9e210042d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - ONEさん» リクエストありがとうございます。了解しました (2018年7月24日 8時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
ONE - リクエストです！大倉くんが数日間高熱で苦しんで、精神的にも弱くなってしまい昔のように素直に兄たちに甘えていて、治った瞬間にいつも通りになってしまい寂しがる兄たちがみたいです！お願いします！ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 9ea7f84e40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - まみいさん» リクエストありがとうございます。わかりました (2018年7月22日 9時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずレモン | 作成日時：2018年7月5日 18時
