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あれから数週間がたった
隆 平は記憶喪失で確定した
俺らのこと、自分のこと、話も出来ない
集中治療室から一般病室へ移った
まあ、暴れた
訳がわからないから
当たり前か
ばあちゃんは辛いし、忠 義たちの面倒もあり、なるべく俺か信 五が付き添った
もちろん章 大のところも
お互いに不安定になるから病室はバラバラで 隆 平には、他の兄弟は会わせてない
いや、会わせてやれん
俺だってショックや
食事の食べ方、言葉を教える
難しい
俺らも学校があるし、ずっとはおれない
亮「裕兄ちゃん」
裕「何や、亮。どうした？」
亮も事故から不登校になっとる
まあ、家で勉強してるみたいだけど
そりゃ、ショックやろな
亮「俺も隆兄ちゃんのところ行きたい」
裕「あかん、まだダメや。」
亮「俺が教える。色々。一緒にいる。俺がそうしたい、だって、おとんやおかんにも家におっても、章ちゃんのところでも俺に出来ることなんて無い。俺、やくにたちたい。お願いします」
亮の必死なお願いに病室に連れて行った
隆 平は癇癪をおこし、絶賛暴れ中
裕「いつもすいません」
看護師「いえいえ、お昼ご飯は手づかみで食べましたよ。あれ？弟さん」
裕「はい。あっ、帰る時に声かけますから」
亮「隆兄ちゃん。亮だよ。」
隆 平はわからない
亮「隆ちゃん、大丈夫。亮が一緒にいるから。怖くないよ。亮がついてるから」
亮が近くに行くとなぜか隆 平が落ち着いた
亮「お絵描きしようか、亮が書くね。これは花。これは、星」
隆 平「・・・」
書いた物のじっと見てる
亮「隆ちゃんもする？」
隆 平は色えんぴつをとるとオレンジ色でグルグルと書いた
亮「隆ちゃん上手だね。裕兄ちゃんより上手。次は亮と同じようにしてね」
10歳の亮が涙をこらえて教えてくれてる
隆 平「りょ、お」
裕「そうや、コイツは亮」
亮「そうだよ、亮」
隆 平「りょ、お、りょう、亮」
亮「うん、亮だよ。この人は裕兄ちゃん、裕兄ちゃん」
隆 平「ゆうにい、ちゃ。ゆうにい」
裕「そう、裕兄やで」
亮「自分は隆 平、隆 平」
隆 平「りゅへ、りゅへい」
裕「そうや、偉いな。すごいな」
俺は涙が止まらんかった
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ゆずレモン(プロフ) - まみいさん» 感想ありがとうございます。すごく嬉しいです。O型組の言葉じゃない甘えを表現したかったです。そして丸ちゃんは酔っててあまり覚えてないっていう。少し長くなってしまいましたが喜んでいただけたら良かったです。またリクエストお願いします。 (2018年7月28日 9時) (
レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
まみい(プロフ) - ありがとうございました。マルちゃんが仕切ってるのが新鮮で面白かったでさ。またリクエストさせて頂きます。 (2018年7月28日 1時) (レス) id: 9e210042d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - ONEさん» リクエストありがとうございます。了解しました (2018年7月24日 8時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
ONE - リクエストです！大倉くんが数日間高熱で苦しんで、精神的にも弱くなってしまい昔のように素直に兄たちに甘えていて、治った瞬間にいつも通りになってしまい寂しがる兄たちがみたいです！お願いします！ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 9ea7f84e40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - まみいさん» リクエストありがとうございます。わかりました (2018年7月22日 9時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずレモン | 作成日時：2018年7月5日 18時
