忠 義と亮 ページ17
目を覚まして時計を見る
もう昼前だ
1階へ行くとギターと歌声が聴こえる
す ばるくんと亮ちゃんだ
す ばる「亮、やっぱり後悔ないんか？」
亮「無いよ、次のライブで最後。勉強に専念するし、音楽は趣味」
忠 義「やっぱり、二人の歌良いね。他の皆は？」
す ばる「仕事やなんかで出かけとる」
忠 義「亮ちゃん、もうライブせんの？もったいないプロにだってなれると思うのに。そういえば、子供の頃の夢って歌手や俳優じゃなかった？」
す ばる「忠 義！」
忠 義「何でやめちゃったの？もったいないよ、そりゃ、医者だってすごいけど、夢捨てちゃったの？」
す ばる「おい、やめろ」
亮「お前に何がわかるん」
忠 義「えっ？何？」
亮「何にもしらんのに、お前に何がわかる。何にもないお前に。勝手に全部諦めてるお前に、俺らの気持ちなんかわからん」
そう、叫んで2階へ行ってしまう
す ばる「お前最悪やな。失望したわ」
忠 義「えっ？す ばるくん。」
す ばるくんも2階へ行ってしまう
言いすぎた
謝ろう
追いかけると、亮ちゃんは泣いていた
す ばる「あいつも悪気ないから、許してやれ。そして、全部話してやったら？亮の気持ちも楽になるで。もうあいつも子供やないんやし」
亮「だけど、これは俺の問題だから」
忠 義「聞きたい。あっ、そのごめんなさい。ひどいこと言って、だけど聞きたい。亮ちゃんのこと教えて。」
亮「わかった。話す」
1階におりて、ソファに座る
亮「何から話そう。」
忠 義「子供の頃の夢捨てて、医者なろうと思ったの？」
亮「この間の俺が医者目指してる理由、もちろんす ばるくんや忠 義の体、おとんたちの事故、ばあちゃんの死、色々あった。だけど、決定的にはならなかった。」
亮ちゃんは言葉につまった
す ばる「知らんと思うけどおかん、医者目指してたんだって。でも大学生の時、お腹に俺ら出来て、夢捨てて俺らを生んだ」
亮「それ聞いて、でも兄ちゃんたちは医学部行く余裕がなかった」
す ばる「まあ、頭もな」
亮「だから、俺がなるって決めた。だけど、音楽や役者の夢もどこかで諦めてきれなくて、バンドしたりしてた」
忠 義「だったらしたら良いじゃん」
亮「趣味でな、それ以上には気持ちの整理をつける」
少し悲しそうな顔で話す二人
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ゆずレモン(プロフ) - まみいさん» 感想ありがとうございます。すごく嬉しいです。O型組の言葉じゃない甘えを表現したかったです。そして丸ちゃんは酔っててあまり覚えてないっていう。少し長くなってしまいましたが喜んでいただけたら良かったです。またリクエストお願いします。 (2018年7月28日 9時) (
レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
まみい(プロフ) - ありがとうございました。マルちゃんが仕切ってるのが新鮮で面白かったでさ。またリクエストさせて頂きます。 (2018年7月28日 1時) (レス) id: 9e210042d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - ONEさん» リクエストありがとうございます。了解しました (2018年7月24日 8時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
ONE - リクエストです！大倉くんが数日間高熱で苦しんで、精神的にも弱くなってしまい昔のように素直に兄たちに甘えていて、治った瞬間にいつも通りになってしまい寂しがる兄たちがみたいです！お願いします！ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 9ea7f84e40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - まみいさん» リクエストありがとうございます。わかりました (2018年7月22日 9時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずレモン | 作成日時：2018年7月5日 18時
