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俺は、駐車場まで出てこっそり後ろから見てた
隆兄と章ちゃんの手をひき、必死に探してた
母「すいません、迷子の子供探してるんです。10歳の男の子見ませんでしたか？」
通行人「一人でいた男の子ならあっちに行きましたよ。」
それは、家の方角だった
一人で帰ろうとしたと思ったのか駐車場を出て横断歩道を渡って行く
亮「待って、待ってごめんなさい。おとん、おかん。」
俺は、たまらず出て走って追いかけた
振り返った二人は叫んだ
母「危ない」
父「亮」
大きな音がして、何がおきたか分からなかった
俺は、尻もちをついていた
父「亮、無事で良かった」
横断歩道をスピードを出したまま走ってきた車にひかれそうになったところを父に助けられたのだ
亮「おとん、おとん。嫌や、死なんといて。ごめんなさい、ごめんなさい。」
俺は、泣き叫んだ
目の前の父はもう二度と目を開けなかった
通行人「大丈夫ですか？すぐに救急車来ますから」
母「子供たちを助けて・・・ください。」
事故をした車は歩道にいた、三人のところで止まっていたが、隆 平は母がかばったが頭を強く打っていた、章 大は歩道脇に止まっていたバイクの下敷きになり、母も事故した車の下敷きになっていた
亮「だから、全部俺のせいやねん。俺が殺したし、二人をあんな体にした。」
信 五「亮、そうやったんか。・・・うん。何かあるって思ってたけど辛かったな。話してくれてありがとうな。」
亮「俺、ごめん。」
信 五「俺もあの事故から看護師になろうと思ったんや。」
亮「うん。でも医者にはなろうと思わなかったの？」
信 五「そんなに、頭良くないし、器用でもないからな。」
知ってるよ、俺らの学費残す為やったり、学業に専念出来んかったからやって
亮「そんなこと無いやん。今も勉強して、ドクターヘリにも乗ってるし、Dmatにも参加してる。自慢の兄貴や。・・・話聞いてくれてありがとう。何か楽になった。」
信 五「亮は自慢の弟や。楽しみにしてるで一緒に働くの。」
亮「偉そうに指示してやる。」
信 五「楽しみや。そんときは、俺は主任やけどな。」
二人で笑いあった
早く大きくなりたい
強い大人になりたい
10年前から、ずっと思ってる
おとん、おかん。ごめんなさい。そしてありがとう。見ててや、二人の自慢の息子になるから
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ゆずレモン(プロフ) - kkoyanagiさん» あんな感じで大丈夫でしたか？またよろしくお願いします (2018年7月5日 17時) (
レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - 丸ちゃんのお話有難うございます。これからも楽しみにしています。また考えてリクエストさせていただきます。 (2018年7月5日 13時) (レス) id: c0ac7f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - はたさん» リクエストありがとうございます。過去の話は色々考えてるので更新しますね。そして、大倉くんメイン気味に書きます。少しだけ待ってください (2018年7月1日 19時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
はた - はじめまして！リクエストです！たっちょんがまだ反抗期に入る前の素直で可愛い時のことを話しながら反抗期やな〜って話してる横山くんと丸山くんの話が読みたいです！お願いします！ (2018年7月1日 18時) (レス) id: 9ea7f84e40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - かなたさん» いえいえこちらもありがとうございました (2018年6月30日 8時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずレモン | 作成日時：2018年5月19日 12時
