亮と信 五 ページ12
信 五「なんやまだ勉強してるんか？」
亮「あ〜うん。もう少し。」
真夜中、誰もいないリビングで勉強をしていたら、同室の信兄がおりてきた
信 五「ちょっと休め、そんなに頑張らんでも充分頑張ってるから。自慢の弟やで奨学金もらって有名大学の医学部現役合格。成績もトップクラスやろ。器用だし、実習の成績も良いし、少しくらいゆっくりせな体壊すで。」
亮「裕兄みたいなこと言うんやな。大丈夫。頑張らな。今の成績が良いのはす ばるくんのおかげ。もともとある程度の知識はあったから。信ちゃん、わかってるやろ。時間無いねん。俺は、医者になりたいんじゃない。名医になりたい、ならないかん。」
信 五「わかってるよ。だけど、本当に良いんか？いや、すまん。変なこと言った。だけど、お前一人で背負うなよ。俺ら頼りないかもしれんけどおるから。」
頭をなでられる
亮「うん。・・・ちょっとだけ、昔話して良い？」
信 五「もちろん。」
亮「俺、す ばるくんの病気治したいから、少しでもよくしたいから、医者になりたいって思った。だけど、難しいこともわかってる。でも本当は、・・・あの事故のことがあったから・・・」
信 五「だから、あれはお前のせいじゃない。迷子なんて誰だってなる。あれは、相手のスピード違反や信号無視やろ。」
亮「違う本当は、違うんや。俺がワガママばかり、言ったから。おとんとおかんは死んで、隆兄と章ちゃんもケガしたんや。なのに俺だけ無傷で、俺が殺 した。」
ずっと言えずにいた思いを泣きながら、言った。
信兄は、黙って聞いてくれた。
そう、あれは10年前。
俺が10歳の誕生日の誕生日プレゼントを買ってもらいに出かけた日だった
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ゆずレモン(プロフ) - kkoyanagiさん» あんな感じで大丈夫でしたか？またよろしくお願いします (2018年7月5日 17時) (
レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
kkoyanagi(プロフ) - 丸ちゃんのお話有難うございます。これからも楽しみにしています。また考えてリクエストさせていただきます。 (2018年7月5日 13時) (レス) id: c0ac7f3bbe (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - はたさん» リクエストありがとうございます。過去の話は色々考えてるので更新しますね。そして、大倉くんメイン気味に書きます。少しだけ待ってください (2018年7月1日 19時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
はた - はじめまして！リクエストです！たっちょんがまだ反抗期に入る前の素直で可愛い時のことを話しながら反抗期やな〜って話してる横山くんと丸山くんの話が読みたいです！お願いします！ (2018年7月1日 18時) (レス) id: 9ea7f84e40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずレモン(プロフ) - かなたさん» いえいえこちらもありがとうございました (2018年6月30日 8時) (レス) id: 5dbae63130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずレモン | 作成日時：2018年5月19日 12時
