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淳太
あれから現場変わるごとにかかってきたしげからの電話。
やのに、夜になるとピタッとこなくなって、
明らか仕事が終わったであろう時間にかけてみたら
んー、とか うぅ、とか
途中から返事なんか唸っとんのかわからん声しか返ってこんくて。
「 もしもし山田さん？運転中すんません、しげ大丈夫？」
諦めて通話を切って、しげのマネさんに電話。
マ『 いや、ダメっすよ、もう。
熱高すぎてぐったりしちゃって。』
「 病院は？」
マ『 すごい勢いで拒否られました。多分もう気力ないんだと思います。
明日オフなんで、とりあえず今日は帰そうかと、』
「 … ごめん、そのまま俺ん家連れてこれる？
俺も明日オフやし」
：
：
赤「 うー… 、つかれた、… 、」
「 ちょちょ、あとちょいやから、頑張ってや」
マネさんからしげを受け取って、
状況分かってなさそうにぼやぼやしながらも
自分で車降りて歩き始めたのに
玄関で突然力尽きる。
マネさん断っちゃったけど、
やっぱ部屋までお願いすれば良かったわ
赤「 しげ〜、ソファまで行こうや 、…むり？」
自分より重いヤツをさすがに持ち上げられへんくて、
丸っこくなって足は靴履いたまま玄関、
身体は床に突っ伏してるしげを揺する。
赤「 … 浮いとるみたい、はぁ、きもちわるい 、…やばぃ、」
「 うん…、溶けそうやでお前」
可哀想なほど気分が悪そうに目をぎゅっとして、
額を床に擦り付ける。
掃除機かけといて良かった、なんて
どうでもいいことが頭をよぎった。
「 寒いん？ちょっと待っとって」
血色の悪い唇が、小さく震えとる。
赤「 … じゅんた、」
「 うん、毛布持ってきたるから」
赤「 じゅんた、っ、」
「 ん、待ってて？」
赤「 …っ、じゅっ、 … んっ、」
すっ転ぶような勢いでスラックスの裾掴まれたと思ったら、
これでもかと力を込めて静止させられる。
「 もー… 、ったく」
赤「 はぁ… 、はぁ… 、っ」
「 わかったわかった、」
変なとこでがんばるもんやから、
ふぅ、ふぅ、と息があがって
仕方なく俺が折れた。
靴をぬがせて、ちょっと頑張ってもらって立たせて
ベッドへ。
赤「 … っ、じゅんた、」
「 おるから。休め、もう」
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こゆず(プロフ) - みきさん» 大変お待たせしてしまいましたが…（ ; ; ）いつもいつもありがとうございます♡ (2022年12月5日 1時) (
レス) id: 8fd4da91ac (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 大切に読ませていただきましたー！ありがとうございました（ ; ; ） (2022年11月20日 23時) (レス) @page41 id: e344ea4f1b (このIDを非表示/違反報告)
こゆず(プロフ) - みきさん» お待たせしていて、そしてポツポツ更新ですみません（ ; ; ）どうぞお楽しみください…！ (2022年11月13日 12時) (レス) id: 8fd4da91ac (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - わー！！リクエスト回が始まっている、、ありがとうございます！大切に読ませていただきます！！！ (2022年11月8日 17時) (レス) id: e344ea4f1b (このIDを非表示/違反報告)
こゆず(プロフ) - 朝焼けさん» リクエストありがとうございました！応えるの最後になってしまい、お待たせしたことと思いますが、楽しんでいただけたようで嬉しいです❤︎温かいお言葉もありがとうございます。これからもよろしくお願い致します…！ (2022年8月26日 22時) (レス) id: 8fd4da91ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆ | 作成日時：2022年8月15日 0時
