検索窓
今日:1 hit、昨日:64 hit、合計:344,228 hit

うとうと ** ページ15








あんだけ眠がってたから
収録気にかけてやらなあかんなって思ってたけど、


そこはさすがのしげで。

さっきまでの姿が嘘みたいで、俺が引っ張ってもらって。



外部のバラエティやったから、助かったわ。









「 しげー 。飯 … 食べへんの?笑」



弁当とって渡そうと振り向けば、
またソファで船漕いでるしげが。笑



「 … ん 、 ねっむい… 」



俺に気つかってんのか慌てて目をゴシゴシ擦って 。

仕事には支障なかったし、眠かったら寝た方がええ 。




「 迎えになったら起こすから 。先食べてるな 」



「 もー 、ほんま今日ごめんな …」



「 ええって 。はよ寝な?」




丸くなって眠る姿は、なんや赤ちゃんみたい。



いつものぎゃあぎゃあやってるしげが眠り姫やと、

やっぱりのんちゃん寂しい。 笑




そんな疲れてるんかな 。

眠ってる姿見ながら 、のんびり弁当食べてたんやけど。









なんとなく 。


なんとなくやけど 。




ちょっとふと思って 、寝ているしげの額に触る。




「 … あっつ、」




もっと早く気づいたればよかった 。

こんな熱あるから、異様に眠いんやな 。


このあと、マネージャーが迎えに来て、
ライブの打ち合わせに向かうっていう予定 。


いけるんかな。



とりあえず、マネージャー来たら相談してみよう。







「 しげー 。そろそろ迎えくるって 。起きれる?」



少し揺すって起こすと 、のそっと身体を起こした 。

赤く充血した目が 、とろんとしてる。



本格的にしんどくなってきたんやない?






「 こたき、 眠い …… 、 ん〜〜…………」



立ち上がって荷物整理とかしてたはずやけど、

急に後ろから抱きついて、俺の背中に顔をぐりぐり押しつける 。





しがみついてる手も 、背中にあたる額も、

やっぱりさっきよりも熱い気がして 。




「 頭とか、痛くない?」


「 ない… ぼーっとする 」



「 身体 、だるかったりせん? 」


「 ……… 重いし 、めっちゃだるい …」



「 身体、熱くない? 」



「 … いや、 寒い 」







…もう。笑



「 しげ、たぶんやけどそれ、熱あんの 。」

うとうと ***→←うとうと (桃)*



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (263 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
561人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 風邪 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こゆ | 作成日時:2018年3月20日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。