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智洋
途中で様子見にきてくれたのんちゃんが
スタッフさんに伝えてくれて、
港のギリギリまで車を寄せといてくれた。
吐くかも、なんて心配してたしげやけど
はまちゃんの背中に背負われた途端
頭を起こしたからか、
ほんまに血の気が引いて真っ青になってしまって。
橙「 おわ、大変やな
しげ、車行ったら横になれるからな 」
もう力が入らなくて脱力してしまったしげを、
のんちゃんと入れ替わりで来た照史が
後ろから抱えながらはまちゃんをサポートしてくれた。
黄「 大丈夫なん！？」
後部座席に横にすると、待機組がびっくり。
そりゃそうよな、さっきまではエンディング撮ってたのに
こんなにぐったりしてるんやから。
橙「 ちょっとしんどくなってまったなー、
もう陸やし落ち着くとええけど」
青「 意識はあるよな？」
赤「 … っ、」
黄「 良かった、ごめんごめん
喋らんでええからな 」
ホットタオルを目の上においてやって、
またしばらく休憩。
全員で待機する必要もないから、このあと仕事がない
俺と照史が残った。
：
：
赤「 … あの、」
「 お、起きたか？」
赤「 …すみません、もう落ち着いたんで
あの、出発してもらって大丈夫です、 」
寝てたにしては、はっきりした口調で。
眠っとったんやなくて、
落ち着くタイミング見計らってたんやろうな
橙「 30分くらいやで、全然気にせんで大丈夫よ」
赤「 いやもう、今日 やばいもん、迷惑が」
身体を起こせば、気分は良くなさそうやけど
「 もう吐かへん」って。
「 びっくりしたよなぁ、そんな乗り物酔いするタイプやないし」
橙「 疲れ溜まっとる時はなぁ、何が起こるか分からんな」
赤「 いやほんま、せっかくのロケやったのに台無しや、ごめん 」
窓に頭をもたれさせて、
すっかり暗くなった外を見ながらポツポツ話す。
毎日外部でがんばっとるから、
しげこそきっと今日のロケ楽しみにしとったんやないかな。
「 俺はおかげでしげとずっと一緒におれたけど。」
橙「 ぶっ、」
赤「 … え〜かみちゃん、俺今頭まわらんから
上手く返せへんって」
目がまん丸くなって、時差とともにキレのないコメント。
前の照史が、「 余計ガチ感出るから」と笑った。
end
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Kaede(プロフ) - お話のお礼と感想を超えて長くなってしまいすみません…。お話の中ではたくさん赤くんに弱っていただき、メンバーに大事にされ看病してもらう様子をみていたいです笑 これからもこゆずさんのお話楽しみにしています♡ (3月10日 22時) (
レス) id: 56ed2205db (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - 最近目に入ってしまう、SNSでの色々はホントにしんどくなっちゃいますよね(>_<) 言い方や言葉が強いというか…。全肯定が必ずしもいいとは限らないけど、私は常に応援の気持ちを持っていたいなって思います！7人にはずっと笑顔でいて欲しい！ (3月10日 22時) (レス) @page26 id: 56ed2205db (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - リクエストのお話書いていただき、ありがとうございました！私の大好きな赤くんとメンバーの関係性が描かれていてとてもほっこりしました！メンバーにわしゃわしゃされる赤くんのシーンまで入れていただいて、もう大歓喜です(´- `*) (3月10日 22時) (レス) id: 56ed2205db (このIDを非表示/違反報告)
猫丸(プロフ) - それで、そのシーンを、見る度に、赤さんが愛されてることとか、センターってこととか、......思いだしたり、.......笑 僕達もあの輪の中にいるような気がしてたまらなくなっちゃうんですよね、笑 (3月10日 1時) (レス) id: 177a24c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫丸(プロフ) - わぁあ、かわぃぃぃ、笑 桃さんがもらい泣きしちゃうところとか、りんごジュースを推してくるところとか、こたしげだｯって、なってました ( しあわせの花で、わしゃわしゃ犬みたいにされる赤さん。めっちゃ好きです、♡ (3月10日 1時) (レス) @page25 id: 177a24c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆず | 作成日時：2023年12月11日 1時
