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照史
我慢してたのは、しげやなくて
実は俺らの方やったみたい。
“ 家に送ってって ”
それはそう、普通に至極当然のお願いなんやけど
家の前で扉閉められたら元も子もないから、
車は俺ん家に走らせてる。
黄「 しゃあないしゃあない、ほら犬に餌やらんとやんな」
赤「 俺と別れてからでええやん、」
「 あんなぁ、別れるって選択肢ないねん
しげんちにみんなで行くか、俺ん家にみんなで行くか、や」
紫「 言葉だけ聞いてたら重い彼氏やん」
「 彼氏というより、なんかもはや俺らが犬みたいやったわ
ずっと待てされてて」
さすがに道が違うから、途中で気づかれた。
ほんまそういうところには目ざといんやから。笑
自分の家って駄々こねるしげを
一生懸命、隣座ってる淳太くんがなだめて、
崇裕は助手席で楽しそうに笑っとる。
ちゃんと「たすけて」って言うたって
淳太くん言うてたのになぁ
この期に及んでまだあかんか？
と思ったけど、その心配はないみたいやった。
赤「 もう、… ほんまにかなわん」
バックミラー越しに見ると、
泣きそうな顔して笑っとったから。
：
赤「 トイレ行きたいんやった」
「 気持ち悪いならここで吐いてええで？」
赤「 ちゃうの、ふつうに 」
そんなんばっかり。
口は達者やけど、やっぱり身体は疲労困憊で
危なっかしすぎて俺が担いで移動したけど
もう寝ぇっていうタイミングで、
なんやかんや言いながら、また身体を起こす。
黄「 落ち着きないやつやな〜」
紫「 今度はなんやろ。笑」
俺らが楽しそうにしとるこの状況を見て
一緒に満足してるのか、
赤「 んふっ、」
なぜか、にこにこ。
身体を起こしてはみたけど
もう特に用事は思いつかなかったっぽい。
ヘラヘラと笑って
手持ち無沙汰のように俺の手を取れば、
スリスリと適当にいじりながら
またベッドへぼふんと戻る。
俺の手で遊んでるしげの手は
可哀想なくらい熱くって、
汗ばみもしとらん、力も入らん
ほんまに具合が良うないのが伝わってくるんやけど
こんなに一生懸命絡まれると、
寝ろって突き放すことは出来ひんくて。
赤「 …んふっ、淳太の指の、倍やなぁ 」
指をつまんで楽しそうにしとるアホの子。
もう満足するまで付き合ったるしかないなぁ。笑
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Kaede(プロフ) - お話のお礼と感想を超えて長くなってしまいすみません…。お話の中ではたくさん赤くんに弱っていただき、メンバーに大事にされ看病してもらう様子をみていたいです笑 これからもこゆずさんのお話楽しみにしています♡ (3月10日 22時) (
レス) id: 56ed2205db (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - 最近目に入ってしまう、SNSでの色々はホントにしんどくなっちゃいますよね(>_<) 言い方や言葉が強いというか…。全肯定が必ずしもいいとは限らないけど、私は常に応援の気持ちを持っていたいなって思います！7人にはずっと笑顔でいて欲しい！ (3月10日 22時) (レス) @page26 id: 56ed2205db (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - リクエストのお話書いていただき、ありがとうございました！私の大好きな赤くんとメンバーの関係性が描かれていてとてもほっこりしました！メンバーにわしゃわしゃされる赤くんのシーンまで入れていただいて、もう大歓喜です(´- `*) (3月10日 22時) (レス) id: 56ed2205db (このIDを非表示/違反報告)
猫丸(プロフ) - それで、そのシーンを、見る度に、赤さんが愛されてることとか、センターってこととか、......思いだしたり、.......笑 僕達もあの輪の中にいるような気がしてたまらなくなっちゃうんですよね、笑 (3月10日 1時) (レス) id: 177a24c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫丸(プロフ) - わぁあ、かわぃぃぃ、笑 桃さんがもらい泣きしちゃうところとか、りんごジュースを推してくるところとか、こたしげだｯって、なってました ( しあわせの花で、わしゃわしゃ犬みたいにされる赤さん。めっちゃ好きです、♡ (3月10日 1時) (レス) @page25 id: 177a24c7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆず | 作成日時：2023年12月11日 1時
