実は、妹がいました。

ライン交換 ページ9

（人1）Side





シゲ「（人1）ー、行くで！」






（人1）「待ってよお兄ちゃん！」





わたしは退院してから久しぶりのお兄ちゃんと登校！お兄ちゃんは準備が早くて、置いていこうとするんよ。







シゲ「あはは、ごめんごめん。治ってよかったなぁ。」




ー…ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ





って頭をなでてくる。もう卑怯やよ。たしかにこういう仕草されると妹でもキュンなるわ。



今頃これをファンに見られたら殺されるんやろうな、ファンごめんや。



シゲ「どないしたん、笑ったり深刻な顔したり笑」





（人1）「なんもあらへん。」





シゲ「ふぅん。」





（人1）「っあ！淳太先輩っ！？」





シゲ「ん？げっ！」






淳太「おー、（人1）ちゃん。シゲ、げってなんだよ。（人1）ちゃんっ具合悪いの治ったん？」





（人1）「はいっ、お陰様で！シゲ兄、淳太先輩になんて態度を。しかも先輩に！」




淳太「まぁまぁ、いつもこんなかんじや。」




シゲ「そうそう。」



（人1）「そうですか？」



淳太「そうだ、あのさ…もしよかったら連絡先聞いても…「だめや！あかん！」





って阻止するシゲ兄。





（人1）「シゲ兄ちゃん黙っといてな、あとでニラあげっから。」






シゲ「ニラ！？いや、おれはニラでごまかされへんで！」




（人1）「はいはい、あ、ふるふるでいいんてすか？」


淳太「いや、俺QRコード用意しちゃってん」




（人1）「QRコードですね。えーっと」




シゲ「よせってねぇねぇ淳太淳太ー！」






って淳太先輩の腕を掴むシゲ兄






淳太「うるっさいねん笑ええやん、交換くらい。」






シゲ「よかなかって！」






淳太「残念、もう交換してもうたもんね。」




シゲ「くっそう、しばらくこいつとは隣に行かへんからな。」





淳太「知らんがなwありがと（人1）ちゃん。連絡するけん。」






（人1）「はいっ！＼(^o^)／」




淳太「やべ、俺急いでいかないとだ。また後でね（人1）ちゃん」





ってわたしに手を振る淳太先輩、はぁー





（人1）「はぁーーーっ、かっこよすぎるねん。」






シゲ「おーーーい、俺は？」






（人1）「は？いつもの兄ちゃんやろ、兄ちゃんの好きとは別やん。」





シゲ「…はぁ、そうっすか。(泣)」






（人1）「ライン、中間淳太って書いとる。夢やないか？東へ西へ〜感謝の心忘れず〜♫」






シゲ「西へ東へやろ…（人1）が壊れとる。」

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