頼って ページ20
(人1)Side
(人1)「んんっ、、」
シゲ「(人1)っ!?」
(人1)「お兄ちゃん…わたし…」
あれから何時間経ってしまったのだろう、わたしはまた倒れてしまったんだ。
シゲ「もう大丈夫やで。今日すぐ帰れるゆーとった。」
(人1)「そっか、、お兄ちゃんまた私倒れちゃって…ごめんなさい。」
シゲ「なんで謝るん、」
(人1)「だって、せっかくのオフ邪魔しちゃったし…淳太君にも迷惑かけちゃって…」
シゲ「(人1)…何も責任感じることあらへん。」
淳太「そうだよ、俺何も気にしてへんから。だから迷惑だなんて思わないでいい。」
(人1)「兄ちゃん…淳太君…」
シゲ「それと…コイツもついてきちゃってさ」
望「…はじめまして。」
兄ちゃんの後ろに背の高い男の子がいた。
誰やろう?
(人1)「…はじめまして…えっと、」
私の前に兄ちゃんが差し出した
望「あの、シゲと同じメンバーの小瀧望です。
一緒にでかけてて、心配だったから着いてきたというか…。」
(人1)「そうだったんですね…ごめんなさい、小瀧くんまで、、わたし、兄ちゃんの妹の(人1)です。」
望「(人1)ちゃんね、いや、勝手に着いてきたかっただけっす。こいつすぐ一人で抱え込もうするから。俺ら全員妹いるだなんて知らなかったし」
(人1)「まじで隠してたんだ。」
シゲ「ごめん、その〜、ほらみんなに迷惑かけたくなかったってのもあるし…」
望「アホやなぁ、俺らなんのために居るん?支え合うためやん。仕事だけの付き合いやないやろ?」
シゲ「おん…せやったな。」
(人1)「…」
淳太「だから、(人1)ちゃんもシゲも俺らのこともっと頼ってや。ただのメンバーちゃうで。デビューしたばっかりのときに約束したやろ。」
シゲ「せやった、さっき小瀧にまで言われてん。」
(人1)「つ…」
淳太「どないしたん?」
(人1)「…っありがとう…みんな。」
わたしは、涙が溢れた。
こんなにも環境に恵まれてて…
兄ちゃんの周りにはいいメンバーで
淳太「泣くなって〜、照れるやろ」
(人1)「ううん、わたし、家族しか頼れる人いないってずっと思っとった。やからすごく嬉しいねん…兄ちゃんだけやないって、ありがとう、ほんまに。」
シゲ「(人1)…。」
淳太「(人1)ちゃん。」
望「…。」
みんなが居てくれる…それだけで変わった気がした
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じゅんちゃん(プロフ) - みーぽんさん» こちらこそわざわざコメントありがとうございます!!嬉しいです(^o^)頑張りますね(^^) (2020年2月25日 10時) (レス) id: 5caace2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - こんにちは。私の作品にコメントいただきありがとうございました!作品とっても面白くて、これから読ませていただきます!更新頑張ってください(*´-`) (2020年2月25日 10時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゅんちゃん | 作成日時:2020年2月9日 22時