輝いてる子 . ページ6
私は、早速バレー部へ向かった。
早く間違いを知らさなきゃ、という気持ちもあるけど、"あの子"に会いたい
小走りで道を歩く
『えーと…あった、体育館』
そっと、体育館を覗く
私に、バレーのルールはよく分からないけど、凄いのは分かった
「っしょ…」
そこには、汗を流しながらも、重いドリンクを皆のために運ぶ…マネージャーかな。
"あの子"がいた
「休憩でーす!」
笑顔で言ったその子。
「及川さん、サーブいい感じですね!」
「ありがとっ」
よく見てるなぁ
ああ…そうか。
平凡で、つまらない日々を送っていた私とは違って、あの子は輝いてるんだ。
私のこの気持ちは、きっと_____憧れなのであろう
キラキラ輝いてるあの子に、憧れてるんだ
「あれ、生徒会長ちゃんどうしたの?」
「せ、生徒会長さん!?すみません、気付かなくて…」
ペコリと頭を下げる彼女
『いや、大丈夫だよ…。あの、文化祭の…書き方が間違っていて』
「え、嘘!?」
「だから言ったじゃんか〜」
「わざわざ来てくれたんですか?」
こてん、と首を傾げるマネージャーさん
『え、いや…う、うん』
「ありがとうございます!私、桑原 叶っていいます。」
『桑原…さん』
名前が聞けて、嬉しいという感情がこみ上げた
「叶、でいいですよ!」
『か、叶ちゃんっ…?』
彼女は、笑って満足そうに頷いた
ドキッ
少し、胸が高鳴った気がした。
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キャラメル(プロフ) - 都.さん» わかりました! (2017年1月29日 11時) (レス) id: 6111dcab81 (このIDを非表示/違反報告)
都.(プロフ) - キャラメルさん» 一応女主です。元々憧れ、として書いていたんですが書き進めているうちにレズっぽくなってしまっていますね… すみません! これから出来るだけ話を他の方向に変えていく予定ですので待っていてくださると幸いです…! (2017年1月29日 11時) (レス) id: 100084ba36 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル(プロフ) - これって男主ですか? (2017年1月29日 10時) (レス) id: 6111dcab81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ