ツンデレだったアイツがデレデレになった件について Part ３ 【水色】

番外編Part２ ページ9

『お待たせ…ごめんね待たせて』




さ「あ、いや…」




髪が濡れて、少ししっとりとしている肌に不覚にも胸が高鳴ってしまう




ダメださとみ！理性を保て！！




『(…さっきのことが、頭から離れないっ…///)』




さ「ボーッとしてるけどどうした？」




途端に、Aの足が絡まってしまった




『っ…！』




さ「あぶねっ！」




ドサッ




チュッ




『ひゃほひふっ…(さとみくっ…)』

　


コケてしまったが、Aは頭を打つことはなかった




俺がAの後頭部に手を添えて、床に接触することは防いだから




『んん…ふるひっ…(くるしっ)…』




さ「あ、ごめん…」




衝動で唇が触れることを防ぐために、手で彼女の口を塞いだんだった…




『はぁっ…///』




さ「怪我ねぇか？」




『うん、ありがとう』




キス、しなくてよかった…




俺は内心、”事故で”キスしなかったことに安心感を覚えた

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