ツンデレだったアイツがデレデレになった件について【水色】 (ページ43)

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依存　(リク続き) ページ43

Aside

ジャラ…

ジャラジャラ

重い金属音が響く

『ん……？』

なに？ここ…

真っ暗だな…

こ「あ、起きた？」

誰？この人…

私の目の前には私が知らない人が立っていた

『あなたは、だれ、ですか？』

こ「僕…？僕は水河ころん。姫宮 Aちゃん…///」

ゾクッ

ゾッとした

知らない男の人が私の名前を知っていたから

こ「本当に君はふわふわしてて天然で純粋だね///」

…ん？

ふわふわ？

こ「僕ね、君が可愛くて大好きでずっと見てたの…」

シュン

水河さんは効果音が鳴りそうなほどシュンとなった

こ「僕はね、ずっと独りだった。小さい頃から…親にすら捨てられて、孤独だったんだ。」

『え…？』

私は今、この状況がやっと把握できた

窓もない

日差しが差し込まない

“○禁”だ

こ「だけど街で君を見かけて一目惚れしたんだ。」

こんなに傷が増えた、と水河さんは自ら腕を私に突き出す

『これ…』

カッターだ

深い傷…

もう少しで血管に行き届きそうなほど傷は深かった

私はその傷を見ても不思議と怖くはなかった

同じことを私も昔していたから

こ「Aちゃん…///僕とここにずっといてよ…？」

そう言いながら彼は包丁を取り出した

『水河さん…！なにして…』

こ「○にたい」

この人も私と同じだったんだな

○禁されているのに、なんだか放っておけなかった

こ「僕を、愛してよ…？もっともっともっともっと…」

スルッ…

『ひぁっ…』

服の中に手が入り込む

この人は、狂っている

もう既に壊れている
　

私に依存している

手錠をかけられている所為で、私は一切抵抗できなかった

— — — — —

こ「Aちゃん…ダイスキ…離れないで…？」

切なく、彼がそう言った

その姿は本当に消えてしまうんじゃないかってほどに

※終わり方が変になってしまった…

ご希望に添えてないかもしれません

　

ごめんなさい

※直してほしいところなどあれば言ってください

(直しても変になりそうだな…)