ツンデレだったアイツがデレデレになった件について 【水色】

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Aside




白羽(しらは)公園




この名がついたのは、その名の通り白い羽がたくさんあったからだ




２０年くらい前、この公園ができて、鳩(はと)がたくさん来てたんだって




白い鳩




こ「Aちゃん…お待たせ…！はぁっ…はぁっ…」




『あ、水河くん…！走ってこなくてもよかったのに』




こ「Aちゃんと長く一緒にいたかったの。」




水河くんの口からそんな言葉が飛び出した




『っ…！』




そして水河くんの言葉に、身体がビクッとなった




こ「ぁ…//なんでもない…！！///」




気の所為(せい)だよね…！




こ「早く行こう！」




『うん…！』(*´ω`*)




びっくりした…




そして、私たち２人肩を並べて歩き出した

— — — — —

わぁ…！(*^◯^*)




『めっちゃ綺麗〜！』




紅葉してて赤や黄色がいっぱい…(●´ω｀●)




カサカサッ




歩くたびに落ち葉がカサカサ鳴って楽しい




水河くんと来れてよかったな…




桃園くんも一緒に来れたらよかったのに(・ω・｀)




水河くんと２人も楽しいけど、桃園くんと一緒も楽しいよね絶対




こ「さとみくんにも写真撮って送ってあげようかな…」




『いいと思うよ！綺麗だし』




カシャ




紅葉狩りをしながら水河くんは紅葉の写真をたくさん撮っていく




写真撮ったら思い出に残るから嬉しいよね(*´ω｀*)




カシャ




こ「よし、綺麗に撮れた。」




ボソッと言った水河くんの言葉を、私は聞き取れなかった




『なんか言った？』




こ「ううん！なんでもない」




私が振り返ると、水河くんは目を細めて微笑んでいた

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