ツンデレだったアイツがデレデレになった件について 【水色】

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Aside




また響く




クラスの人の声が…




女子「アハハッ！」




『…っ！』




また呼吸が苦しくなって、私は教室を離れた




そして誰もいないところで呼吸を戻そうと自力で止める




『はぁ…！はぁ…！』




もう、嫌だよ…！




耳も音が籠ったみたいに響くし、過呼吸にはなるしで、私は学校自体が怖くなっていた




もちろん、人間不信にもなっている




『どうしたらいいんだろう…』




キュゥッ




そのとき、お腹が針で刺されたように締めつけられた




『ぃった…痛い痛い…っ！』




意識がトびそうになるほどの激痛と頭痛に見舞われる




まさか生理…？




今日、ナプキン付けてない…




ボーッとする意識の中で考える




『ナプキン…どこ置いた…っけ…』




あ、そう…だ…




家に置いてる…




〈キーンコーンカーンコーン〉




チャイムが鳴り、なんとか立ち上がってフラつく足取りで教室まで行く




頭が痛くて、ボーッとする…




腰が痛い…




お腹の下の辺がズンッと重い…




渡り廊下を渡って、進もうと左足を踏み出したとき




バタッ




私の意識はそこで途絶えた




？「…大丈夫！？」




ボヤける意識の中で、誰かの声を聞きながら

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