気持ちのすれ違い ページ18
『だから…!違う!!』
こ「だったらなにこれ!これが証拠じゃん!!」٩(๑`^´๑)۶
ドンッ
『だからこれは…!』
こ「……」
『痛いっ!離して!!』
なんで、こうなったんだろう
— — — — —
びっくりした
Aがさとみくんと歩いてたから
すごい楽しそうだった
僕はさとみくんもAも好きなのに
なんだかモヤモヤして、見ていられなくて…
それだけじゃない
路地裏にAが入っていって、さとみくんがそれを追いかけてた
それで、2人が出てきたらAの首に”紅い華”が咲いてた
— — — — —
『これは違うの!さとみくんが助けてくれたの!今日はさとみくんと出かける約束してたから』
ブチッ
彼女のこの一言に、僕の中で”なにか”が切れた
こ「は?彼氏である僕を置いて、さとみくんと遊びにいくの?」
プルルル
この言葉を聞いたAは、さとみくんに電話をかけた
『…もしもし、さとみくん?…うん。ころんくんがね、なんかいつもと違うの。』
こ「今一緒にいるのは僕だよ?なのになんでさとみくんと電話するのさ」
さ「あー、ね?ころん、なんか勘違いしてるな。」
えっ?
勘違い?
さ「Aがさ、俺を誘ってきた理由は、デート用の服を選ぶためだったんだよ。
それに、路地裏にAが行ったのは、振り切れなかったからで」
画面越しに伝わる彼の声に、動揺を隠せない
『さとみくんも買いたいものがあったらしくて、私はお店の外で待たせてもらってたの。分かんなかったから』
さ「で、俺が店から出てきたときにはAの姿がなくて探してたら、声が聞こえてきた。」
じゃあ、僕が散歩のときに見た光景は、そんなシーンだったのか…ε-(´∀`; )
『あの後、さとみくんが来てくれたんだけどね、連れ込まれた人に首元にキスされた後だったの』
こ「ごめんっ!僕…」
『大丈夫だよ。少し怖かったけど』
さ「誤解が解けてよかったな。」
こ「さとみくんもごめんね…」
さ「気にすんな」(*^^*)
さとみくんはそう言って、通話を切ってくれた
こ「よかった〜、Aが浮気したのかと思った…」
『浮気しないよ〜』(*^▽^*)
僕は彼女の言葉にホッとした
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星奈(プロフ) - 読者様…どなたが見てくださってるのかな……短時間でこんなにハートが増えるの初めてなんだけど… (2022年11月7日 20時) (レス) @page14 id: 91cc59a311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星奈 | 作成日時:2022年2月27日 21時