あの日交わした約束を【黒川イザナ】 (ページ7)

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声のする方へ行ってみた

すると多分同い年くらいの女の子が絡まれていた

見てしまったものの,怖くて逃げようと思った。

でも考えるより先に足が出てて、

不良1「あ,誰だテメェ？」

『え、』

やばいやばい,やらかした何してんの？？
なんで出てきたんだよ私！！！

不良2「お嬢ちゃん1人なのかな〜？」

不良3「お嬢ちゃんも俺らと一緒に遊ぼうか♡」

え…

『語尾にハートって…ww』

不良3「あぁ"？？」

やべ,声に出てた(((

不良1「やんのかテメェ」

ドスッ

『痛ｯｯ！！』

？「辞めてください！その子に手出さないで」

絡まれていた女の子が私を庇ってくれた

情けないなぁ私
急に出てきて殴られて,そんでもって女の子に庇われる

でも怖い,手が震えてる

それは前に居る女の子も同じだろう

ここでずっとこうしてても状況は変わらない

なら

無理でも諦めない…挑まないと！

『庇ってくれて有難う。でも大丈夫だから,逃げて』

？「でも…」

不良2「なーに言ってんだ？女が男に勝てるわけねぇだろ！」

不良1「やってやろーぜ！！」

3人一斉に襲いかかってきた。

怖い怖い。震えが止まらない。

助けたい。でもこの子が助かれば

この子だけでも…

男に殴られそうになった

その時にﾌﾟﾂﾝと何かが切れた

ドコンッドスッ

『え、』

？「！？」

不良3「は！？」

不良1「マジかよ！？」

気づいたら私は男を蹴り飛ばしていた