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妹。16 ページ17

首領の部屋を出て、しばらく歩いていると

会いたくない人に会ってしまった



明るい色の髪に、不思議な帽子、服は主に黒

足元になぜか黒い鞄を置いて



一般的にみると身長は低いが、

私よりは少し高い



眼を飛ばしあったまま会話も生まれず、

両方にらみ合うだけ



『行かないンですか?』

後ろを指さして云う


中也「手前にようがあんだよ」

『あら、私に何の御用デ?』



彼は足元の鞄を軽く蹴り云った


中也「これを使え」


近くに行き、鞄の中を開けると

小型の爆弾が結構な数入っていた


中也「ある程度の衝撃と、このスイッチで爆発する」



そういってスイッチらしきものを私の手元へ投げる




『(なんで、スイッチ投げるンでしょうか?

鞄蹴っておイて、衝撃で爆発するとか言われたら寿命縮みまス)』




鞄のファスナーを閉め持ち上げる


『意外と重めですネ』

中也「樋口とか持ててなかったぞ」



『きっ鍛えてますから!!』



莫迦にされているようで、腹が立った

私も怠けていたわけではない、東京へいって


護身用と云い乍ら、毎日動いていたから



勉強は二の次、だからそんなに早く追いつかなかった




中也「.....なんか、お前見てると安心する」

そう云い乍ら、私の頭に手を置く



『.....どうせ低身長ですよ』


怒り気味に云った

言葉だけなら嬉しいのに最悪な気分だった



『それでは失礼しまス』




私は体を低くしながら彼を横切った




中也「待て」

そういって私の肩を掴む



中也「久しぶりに相手をしてやる」


『......お願イします』




顔をひきつらせ、嫌そうな顔をしながら私は答えた

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黒猫♪♪(プロフ) - 更新再開お願いします!! (2017年8月24日 21時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
朱梨飯。(プロフ) - 白黒魔法使いさん» ありがとうございます!励みになります<m(__)m> (2017年3月30日 22時) (レス) id: c197d46842 (このIDを非表示/違反報告)
白黒魔法使い - とっても面白いです! 更新頑張ってください! (2017年3月30日 11時) (レス) id: 67e1e9fef1 (このIDを非表示/違反報告)
朱梨飯。(プロフ) - ちょこれーと工場さん» 更新するたびに分かっていただけたら嬉しいですね…ちょくちょく更新していきますね! (2017年3月27日 1時) (レス) id: c197d46842 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと工場(プロフ) - え、待って全然分からない!……責任、取ってくださいよ(笑)更新頑張ってください (2017年3月27日 1時) (レス) id: ab8cdc86fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱梨飯@燐。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年11月26日 19時

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