番外編〇シゲも怒るよさすがに 2 ページ7
リビングのドアを開けた瞬間に飛び込んできたのは「なんで帰ってきてるの？」といった表情を浮かべたA。
一目で俺が不機嫌なことを察したのか、黙り込んでしまい、DVDの音声だけが虚しく流れ続ける。
『貴くんのこと、そんなに好き？』
つい馬鹿にしたように言ってしまった。
さすがにAも癇に障ったのだろう。
リビングのドアにもたれ掛かっている俺を睨みつけて言った。
「バカにしてる」
『別に。いいよ、まっすーのことは好きでも。でも呼び方考えろっつったろ』
「呼び方くらいいいでしょ！…シゲちゃん面倒臭い」
『その面倒臭い男と付き合ってるの誰だっけ？』
「………」
Aは俺を睨みつけたまま黙り込んでしまったが、段々目に涙が溜まっていくのがわかる。
ああもう！こいつ計算してる。泣いたら俺が許すのわかってて……
でも今日はそんな優しいシゲちゃんでいくわけにいかねえからな。
ずかずかとAの前まで行き、ソファに座っていた彼女を押し倒した。
「なっ…！？」
『お前が何回言ってもわかんねえから、教えてやる』
「何を…ｯ！」
首筋に顔を埋め、隠さないと絶対に見えてしまう所にキスマークをつけた。
『大好きな貴くんの前で』
「ｯ…！？」
テレビ画面で未だ流れ続けているDVDの映像。
それを見て察したのか、彼女の顔がみるみる赤くなっていく。
そう、大好きな貴くんの前で、ね。
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葵 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 彼女さんとお付き合いすることになったきっかけの所読んでいてめちゃくちゃ笑ってしまいました(笑) 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年7月24日 3時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - キャラメルらてさん» ありがとうございます！完全に作者の自己満足ですが、これからもよろしくお願いします<(_ _*)> (2017年11月12日 20時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルらて - すごい面白いです！読みながらにまにましております（笑） (2017年11月12日 14時) (レス) id: 97c1c171bd (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - シゲのミホさん» コメントありがとうございます！リアルな感じ目指して頑張ります＼(^o^)／ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - みさみささん» はじめまして！ありがとうございます！頑張ります！ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルカ | 作成日時：2017年9月16日 21時
