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番外編〇9 ページ24

「って訳よ」

「ちょーーーっと待った!」

「んだよ大声出して」

「いや、だって!!!」



一通り話し終えた後、小山が急に大声を出して話を中断させた。

酒を持ったまま俯いて..え?なに、震えてる?




「おい、どうし....」


急に様子がおかしくなったので、肩を揺すってみる。

すると___




「ぅ、うぅ〜〜!」

「おま、なんで泣いてんだよ」



酒が入っていることもあるのか、顔を上げると泣いていた小山。


「シゲの小説より全然泣ける〜〜!」

「俺そんな涙誘うような感動作書いてないから!」

「あの日助けた子が今度は自分を助けてくれたんだね!小説にしよう!!」

「あのなぁ......」



とりあえず涙を拭け!とティッシュを渡す。




「いや〜ごめんごめん。ところでまだ俺に回収出来てない伏線があるんだけどさ」




ようやく落ち着いたかと思うと、今度は少し真剣な表情で面と向かってくる。

だから伏線って…小説じゃないんだぞ。
と思いながらも一応聞き返してみる。




「何でしょうか」

「Aちゃんには髪の毛サラサラ?な超絶好きな人
がいた訳じゃん。なのにどうしてシゲと付き合えたんだろ?って思って」

「それは....」



一番突っ込まれたくなかったことだけど、俺が言わずとも


「え?なに、どうしたの?」

「知らねーよ!今から来るあのバカに聞け!」

「誰?」




俺がそう言った直後、家のインターホンが鳴った。






「やっほー、手越より先に着いた?」



"シゲと宅飲みしてるから仕事終わったら集合ー!"
という数時間前の小山のメッセージを見て駆けつけたアイツが来て




「髪の毛サラサラだね…まっすー」


「何言ってんの小山」






小山の伏線は回収されたらしい。








_______



自己満足なオチ\( 'ω')/

ちなみにシゲちゃんを助けた時に言った「光太くん」は、チュベローズの主人公の名前です。

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- こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 彼女さんとお付き合いすることになったきっかけの所読んでいてめちゃくちゃ笑ってしまいました(笑) 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年7月24日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - キャラメルらてさん» ありがとうございます!完全に作者の自己満足ですが、これからもよろしくお願いします<(_ _*)> (2017年11月12日 20時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルらて - すごい面白いです!読みながらにまにましております(笑) (2017年11月12日 14時) (レス) id: 97c1c171bd (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - シゲのミホさん» コメントありがとうございます!リアルな感じ目指して頑張ります\(^o^)/ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - みさみささん» はじめまして!ありがとうございます!頑張ります! (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハルカ | 作成日時:2017年9月16日 21時

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