検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:36,947 hit

ページ14

「おま、声でかい!」

「なに、そんなに見せたくないの?」

「そりゃ見せたくねえわな!」

「トプ画見るからに絶対可愛いよね〜左の子でしょ?」



なんでわかんだよこいつ!


Aの画像は友達と撮ったであろうプリクラ。
こんな小さいアイコンでも、こいつはすぐに勘づいて言い当てる。ある意味才能だよそれ。


「可愛い彼女見せたくないって、シゲは割と独占欲強めねふむふむ」

「あーもうそんなんじゃねえって」



手越が勝手に話を進める中、それを聞きつけた人物が……




「え、シゲの彼女!?見たい!!挨拶しなきゃ!!」

「なんの挨拶だよ!」

「いや〜うちのシゲがいつもお世話になってますって」

「お前の世話になった覚えはねえ!」

「ひどい!お世話しかしてないのに!」

「そうだよシゲ」

「「お前が言うな手越」」



はぁ、最悪だ。


手越が大声で叫んだせいで、少し遠くにいた小山まで食い付いてきてしまった。しかも挨拶するとか言って会う気満々。


不幸中の幸いだったことは、彼女が好きでたまらないまっすーがこのことを聞いていなかったこと。
まあ、まっすーが聞いていたとしても手越や小山みたいな食い付きはしないと思うからいいんだけど。


「よっしゃ、じゃあシゲの可愛い彼女落とすために今からシャワーしていい匂いになってこよーー!!」

「俺も挨拶しなきゃいけないからシャワーしよ〜」

「あー小山はともかく手越!!てめえ!!」

「お先〜〜〜〜〜!!」

「おいコラ!!」




やべえ!先にシャワーを済ませて楽屋でAを待ってるつもりだったのに!
とんだ邪魔が入ってしまった…しかも二人も!


遅い足を今までにないくらいフル回転させ、シャワー室へ走っていく二人を必死に追いかけた。



この時俺が楽屋で待っていれば、Aをあいつに会わせなくて済んだのにな(∵)

〇→←〇



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
215人がお気に入り
設定タグ:NEWS , 加藤シゲアキ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 彼女さんとお付き合いすることになったきっかけの所読んでいてめちゃくちゃ笑ってしまいました(笑) 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年7月24日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - キャラメルらてさん» ありがとうございます!完全に作者の自己満足ですが、これからもよろしくお願いします<(_ _*)> (2017年11月12日 20時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルらて - すごい面白いです!読みながらにまにましております(笑) (2017年11月12日 14時) (レス) id: 97c1c171bd (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - シゲのミホさん» コメントありがとうございます!リアルな感じ目指して頑張ります\(^o^)/ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - みさみささん» はじめまして!ありがとうございます!頑張ります! (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハルカ | 作成日時:2017年9月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。