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「おま、声でかい!」
「なに、そんなに見せたくないの?」
「そりゃ見せたくねえわな!」
「トプ画見るからに絶対可愛いよね〜左の子でしょ?」
なんでわかんだよこいつ!
Aの画像は友達と撮ったであろうプリクラ。
こんな小さいアイコンでも、こいつはすぐに勘づいて言い当てる。ある意味才能だよそれ。
「可愛い彼女見せたくないって、シゲは割と独占欲強めねふむふむ」
「あーもうそんなんじゃねえって」
手越が勝手に話を進める中、それを聞きつけた人物が……
「え、シゲの彼女!?見たい!!挨拶しなきゃ!!」
「なんの挨拶だよ!」
「いや〜うちのシゲがいつもお世話になってますって」
「お前の世話になった覚えはねえ!」
「ひどい!お世話しかしてないのに!」
「そうだよシゲ」
「「お前が言うな手越」」
はぁ、最悪だ。
手越が大声で叫んだせいで、少し遠くにいた小山まで食い付いてきてしまった。しかも挨拶するとか言って会う気満々。
不幸中の幸いだったことは、彼女が好きでたまらないまっすーがこのことを聞いていなかったこと。
まあ、まっすーが聞いていたとしても手越や小山みたいな食い付きはしないと思うからいいんだけど。
「よっしゃ、じゃあシゲの可愛い彼女落とすために今からシャワーしていい匂いになってこよーー!!」
「俺も挨拶しなきゃいけないからシャワーしよ〜」
「あー小山はともかく手越!!てめえ!!」
「お先〜〜〜〜〜!!」
「おいコラ!!」
やべえ!先にシャワーを済ませて楽屋でAを待ってるつもりだったのに!
とんだ邪魔が入ってしまった…しかも二人も!
遅い足を今までにないくらいフル回転させ、シャワー室へ走っていく二人を必死に追いかけた。
この時俺が楽屋で待っていれば、Aをあいつに会わせなくて済んだのにな(∵)
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葵 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 彼女さんとお付き合いすることになったきっかけの所読んでいてめちゃくちゃ笑ってしまいました(笑) 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年7月24日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - キャラメルらてさん» ありがとうございます!完全に作者の自己満足ですが、これからもよろしくお願いします<(_ _*)> (2017年11月12日 20時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルらて - すごい面白いです!読みながらにまにましております(笑) (2017年11月12日 14時) (レス) id: 97c1c171bd (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - シゲのミホさん» コメントありがとうございます!リアルな感じ目指して頑張ります\(^o^)/ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - みさみささん» はじめまして!ありがとうございます!頑張ります! (2017年10月13日 1時) (レス) id: 59c787674e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルカ | 作成日時:2017年9月16日 21時