我らの最終兵器女忍者５ (ページ12)

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# 俺が守るからページ12

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side / waku

『ねぇ湧』

湧「ん？」

『今日湧の家行っていい？』

湧「....俺はいいけど。どうした？」

『湧のママのご飯急に食べたくなってさ』

湧「わかった、言っとくわ」

俺がそう言えばありがとうって笑って黒ちゃんの所に歩いて行ったA

なんか今日のA元気ねぇなって思ってるのは俺だけじゃないみたいで

いつもなら黒ちゃんが抱きつこうとすると離れるのに今日は自分から抱きしめられに行ってる

そのせいで黒ちゃんもちょっと戸惑ってる。

深「Aちゃんなんかあったんですか？」

湧「なんかあるよな絶対」

いつもなら平塚！！って叫びながら平塚に愚痴を吐きまくってるAだけどそれをしないってことは愚痴が溜まってる訳では無いのかって思う。

体調悪いのかな？って思ったけどレッスンでバリバリ踊ってたからそれも違いそう。

レッスンが終わってAに帰るよと伝えれば

すぐ駆け寄ってきて俺の隣をのんびりと歩く。

ただいま～って家の玄関のドアを開ければ息子の俺よりAちゃんおかえり！って言うぼくの母親。

隣に実の息子いますけど、笑

「Aちゃん久しぶりだね」

『お久しぶりです！湧まま！』

「なんか綺麗になったね」

『えぇ、それは嬉しすぎる！』

「可愛い子から美人さんになったよ～」

男兄弟だからか俺のママはAのことを本当の娘のように可愛がってる。

ずっとニコニコ笑って話すし、礼儀もちゃんとしてるから大好きだとか言ってた

「ご飯まだ出来てないから湧の部屋で待ってて」

『はぁーい！』

湧「俺に一切触れないし」