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『卒業おめでとう！』
安「ありがと！みんな」
颯「すげぇ！！ありがとう！」
湧「喜んでくれたならよかった」
颯「もう！大好き！」
『おぉ、びっくりした』
平「ウッチー勢いよすぎ」
今度はさっきと逆にウッチーが思いっきりAに抱きついた。
いくらバカ力だとは言え一応女の子な訳でウッチーに抱きつかれてちょっと体制が崩れたA。
『そーた苦しい』
平「ウッチー、そろそろあじの番」
そう言えばはぁーって抜けたような声をしてAから手を離して湧に抱きつきに行ったウッチー。
『卒業おめでとう、あじ！』
安「ありがとう」
『大きくなったね！』
颯「Aは伸びないね！」
『颯太くんそれ言っちゃダメ』
安「それ俺にも当てはまるからね？」
『あじはいいの。あじだから』
安「あんまり嬉しくない笑」
颯「そうだよ、Aは小さすぎる」
湧「小さいよ身長低い颯太以外からしたら有難いけど」
平「そうだね」
女の子らしくていいってことだよね。
俺らも身長小さいけどAはもっと小さいから不意に上目遣いになる。
湧「俺らそろそろ帰るわ」
安「もう帰るの？」
颯「一瞬じゃん笑」
湧「こいついると目立つんだよ笑」
平「そうそうAがいると視線感じる」
安「そっか笑 ありがと」
ウッチーとあじから離れて車が止めてある所に行こうとすると
ウッチーのAを呼ぶ声が聞こえた。
颯「Aあげる」
『ネクタイ？』
颯「ブレザーだと第二ボタンめっちゃ下にあるから」
『あ....なるほど』
颯「心臓の近くにあるから第二ボタンを上げるんでしょ？学ランだと」
『そうだね』
颯「だから3年間俺の心臓の近くにあったネクタイ！」
『ありがとう笑』
颯「無くしたら怒るからね」
『旦那さんができた時困るじゃん笑』
颯「いいの。俺のものだってことだからマーキングね」
『マーキングの意味知ってる？』
颯「知ってるし、、」
『ありがとね』
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作者名：あざらし
| 作成日時：2021年1月5日 20時
