我らの最終兵器女忍者４ (ページ34)

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# スーパーヒーローページ34

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颯「暑い～」

『じゃあ離れてください笑』

颯「それは出来ませんねぇ～」

床に座ってスマホをいじってると背中に人の体温を感じて

少し横に顔を向ければ私の首元に顔を埋めてる颯太に抱きしめられてた。

これも日常茶飯事。

颯「懐かしくない？Aが俺の前で初めて泣いた日だよ」

そう言って見せてきたのは3年前の涙でぐちゃぐちゃになった私の写真で

かなりブサイク。

『消してよ』

颯「やだ。可愛いもん」

『いやいや、可愛いの要素ひとつもないでしょ』

颯「やだ、俺からしたら思い出だもん。初めてAの涙をみた記念日！」

無邪気な笑顔で私の顔を見つめてくる颯太にそれ以上強く言えなくて

はいはいっと軽くあしらった。

高校生になってから抱きついてくる頻度が増えて

抱きついてくる頻度は年々増加してるがする。

それに、年々かっこよくなっていってる。

颯「俺羨ましかったんだよ。Aって昔さ俺の前で泣かないのに湧の前だけ弱いところ見せてたじゃん。

湧にずっと嫉妬してた」

颯太の前ではちゃんとお姉ちゃんになりたくて、弱いところを見せたくなったのが本心。

でも最近は男になった颯太に甘えちゃってる。

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