我らの最終兵器女忍者４ (ページ25)

今日:5 hit、昨日:16 hit、合計:284,342 hit

# ページ25

.

振り付け師から少し離れたところの床に座って湧たちと話してたAがそう振付師に聞こえるぐらいの声で言った。

「なんだ？」

『だから、口で言ってる事とあなたがしてる行動矛盾しすぎじゃありませんかってことです』

「何が言いたいんだよ」

『中学生がいるんだから高校生がしっかりしろ。でも、高校生もまた自分より上の人達を見て学ぶんですよ』

イライラを通り越して

矛盾しすぎって笑いだしたAに振り付け師は向かってった。

メンバー全員の視線がその振付師に

『あなた達大人がしっかりしてガキみたいな私たちのお手本になるべきでじゃないですか』

「うるせぇな」

『常識ですよ』

「女だからってあんま調子にのんじゃねぇぞ」

Aの胸ぐらを掴んで睨みつけてる振り付け師に対して怖がることも無く

半笑いのAが強すぎてある意味怖い。

『振り付け師だからって思い通りになると思わない方がいいですよ』

「ちっ、お前な！」

『殴るんですか？その右手で。いいですよ別に。

でも、殴るってことは私達ガキに世の中気に入らないことや思い通りにならない事があったら理不尽にキレて手を上げていいんだよ～ってことですよね？

え、私なんか間違ったこと言いました？』

「....グチグチ言ってんじゃねぇよ！」

振り付け師の声と一緒に手を大きく振った。

Aの頬に当たろうとした時湧の腕が伸びてきて

振り付け師の腕を掴んだ。

.