検索窓
今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:284,494 hit

# 第二ボタンの代わりに ページ45

.





颯「A〜....」


『ねぇー、重い』


颯「いつもそれ言う」


『自分の体重考えなさい』





YouTube撮影で事務所に行けば私が部屋に入った途端後ろから飛び乗ってくるわんこ1匹。

わんこじゃないか、ねこ?ナマケモノ?


まぁ、そんなとこ。


やっぱり細いけど身長がある訳で体重だってそれなりにある。

そんな颯太くんが私に飛び乗ってきたら重いに決まってます。


なのに私からは離れずピタッと抱きついてくる颯太。




『颯太暑い』


颯「俺も〜」


『じゃあ離れて!』


颯「やだぁー....」


『どうした?なんかあった?』


颯「んーん、なんも無い」





私がソファーに座れば私の後ろにまわって完全にホールドされたお腹。





颯「俺ね大学合格したよ」


『...本当に?おめでと...笑』


颯「ふふっ笑 頑張ったでしょ」


『頑張ったよ。充分頑張った!』


颯「だからギューってしていい?」


『今してるじゃん』


颯「前から」





お腹にまわった腕を離すと私の体と向き合うように座ってぎゅっと抱きしめられた。


サラサラな颯太の髪の毛を撫でると満足な顔で私の肩に顔を擦りつけてくる。






颯「Aに一番に伝えたかったんだ」


『うん、ありがとう』


颯「だからさご褒美頂戴!」


『ご褒美?なにが欲しいの?』





颯太に問い掛ければ時間が欲しいなんて甘い言葉を言うから意外すぎて笑っちゃう。





颯「やっぱ俺向いてない!笑」


『可愛らしいよ笑』


颯「もういいのそれは!とにかく7日空けといて」


『7日ね。わかった』









黒「あじいいの?行かなくて」


安「今うっちー離れないでしょ笑」


黒「あじも大学受かったからご褒美って言えばデート行けるのに」


安「俺はいいの」







.

#→←# ISLAND TV「小鳥遊愛してるよゲーム最強説」



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (478 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1248人がお気に入り
設定タグ:少年忍者 , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あざらし | 作成日時:2021年1月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。