Innocent blue (ページ38)

今日:12 hit、昨日:34 hit、合計:232,830 hit

Innocent 38 ページ38

.

side / you

檜山くんに告白されて気まづくなるのかと思えばそんなことは無くて、いつも通り話しかけてくれたから

私もいつも通り接する事ができる。

平「ねぇ、大丈夫？」

ここ最近私の体の調子が良くないことを知ってる湧と平塚はこうやって声をかけてくれる。

『やーばい...気持ち悪い』

湧「保健室行くか？」

『どうしよう。次って終業式だよね？』

平「うん、50分に体育館集合」

湧「どうする？」

『終業式終わってから行く』

湧「ん、じゃあ行こ。無理すんなよ」

そう言って背中を摩ってくれる。

平「湧が珍しくイケメンなこと言ってる笑」

湧「うるせぇ笑」

平「かっこよかったよな？」

『めっちゃかっこよかった』

平塚に言われた言葉に乗ればうるせぇよって笑いながら私たちより先に歩いて行く湧。

カッコよかったよ本当にって後ろから湧の背中に飛び乗れば

お前体調悪いんだから変な事すんなって

頭に湧の手が降りてきてデコピンされた。

『思ってたのと違うんですけど』

湧「早く行くぞ笑」

平「早く行かないとはじまるよ」

.