Innocent blue (ページ2)

今日:23 hit、昨日:34 hit、合計:232,841 hit

Innocent 2 ページ2

.

side / nao

『尚大くんおはよ！今日もかっこいいね』

「先輩毎朝それ言ってくるのやめてくださいって」

『やだ、やめないよ。尚大くんかっこいいんだもん』

よくそんな事をスラスラと言えるもんだ。

先輩は俺をみつけると尚大くん！って言いながら走ってくる。

最近これが俺の日課になってる。

『どう？付き合う気になった？』

「全くないです」

『尚大くんツンデレだな～』

そう言いながら俺の肩に手を回して
ニコニコな笑顔の彼女は

ひと学年の先輩。

俺のことがすきらしい。

『惚れてくれた？』

「全然」

そう冷たく返してもだよねぇ～なんて笑ってる先輩。

先輩を追いかけるように門から走ってきてる湧と平塚
この2人もひと学年上の先輩。

湧「お前走るなよなぁ」

平「寝起きからのダッシュはきついって、、」

『2人が起きるの遅いからでしょ』

先輩たちがそんな言い合いをしている中俺はそっと輪の中から抜け出して教室に入ると

教室の窓から校庭を見てた黒ちゃんは

いつも通り俺の顔見てにやにやしてた。

.