第44話 ページ1
「いや本当にキリが無いな……」
モップに跨り出来己のうる限りでNY市民達の避難誘導にに徹していたAだが、チタウリの攻撃は止むことを知らず依然と被害は拡大し続けている
それどころか飛んでいるAを敵と認識したのか先程からチタウリの攻撃の矛先がこちらに向き始めている
現在ビルの合間でカー(?)チェイス中だ
後ろからは光線銃のようなものが発砲され(子供相手に発砲するなよ!?)少々危険な状態にある
「【おい、タワーに戻った方がいいぞこれは】」
「【やっぱり?】」
チューン!と光線が頬をかすり、僅かに体制が乱れる
「ッやばいやばい……!」
箒とは違う慣れないものの為、一度バランスが崩れると体制を立て直すことに時間が掛かる。もたもたしている隙に後ろから迫るチタウリに身を固める
「……!」
杖を握る手に力を込めた瞬間、どこからか飛んで来た矢がチタウリの眉間を貫いた
「あ」
どこからだと当たりを見渡せばビルの屋上から弓を携えた男が見える
あの距離から撃つとかマジか
「ぁ、ありがとうございます!!」
とりあえず助けてくれたであろう男性にお礼を叫ぶ
男が何事か話しているようにも見えたが正直あちこちで響く乱闘の音で何を言っているのか聞き取れなかった
頬がヒリヒリと痛むが、ひとまず危機を免れた事にほっとする
戦闘は激しくなる一方なのでここから本当にいつ自分が巻き込まれてもおかしくないので、大人しくスタークタワーに戻ろう。もしかするとロキさんも戻ってきているかもしれないので
大きく旋回し、できる限りチタウリ達が飛んでいなさそうな場所を選んで上空へと上がる
スタークタワーに近づいたその時、何かがすごい勢いでタワーの窓を突き破って行くのが見えた
「?」
そしてそれを追いかけるように大きな緑色の何かがタワーの中へと入っていく
「え?チタウリ……なわけないよな。ゲート開いてるところだからあそこ崩れたら困るだろうし……」
Aはなにが起きているのだろうと、飛ぶスピードを早めた
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8824(プロフ) - だいしゅきです🫶🫶🫶 (4月21日 2時) (レス) id: ff2d44cc80 (このIDを非表示/違反報告)
篠瀬(プロフ) - mcuもハリポタも好きで探していたので、こんなに素敵な作品に出会えた上、ロキも好きなのでたくさん出てくれて嬉しいです!続きがとても楽しみです、無理のない範囲で、更新頑張ってください!待ってます。コメント失礼しました! (1月30日 8時) (レス) id: e526e5a105 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(仮) - コメント失礼します!マーベルとハリポタめっちゃ大好きで!拝見させていただきました!とても面白いです!更新ゆっくりでいいので頑張って下さい!楽しみに待ってます!╰(*´︶`*)╯♡ (1月22日 17時) (レス) @page1 id: 94b40afda9 (このIDを非表示/違反報告)
暁ホームズ(プロフ) - ハリーポッターの作品の中で1番好きなのですが、更新はまだでしょうか?マーベルとハリーポッターは、中々見ないので無理のない範囲で更新頑張って下さいね*\(^o^)/* (1月19日 17時) (レス) id: c5c7985cdd (このIDを非表示/違反報告)
アルミ - 面白くて一気見しちゃいました!好きです! (1月15日 2時) (レス) @page1 id: 36755c40d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒梨 | 作成日時:2023年12月23日 23時