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甘いフレグランス 2 ページ3
「それじゃあ、ジャンケンで鬼決めるぞー!!」
ルフｨが、やる気満々といった様子で拳を出した。
ほかの皆も同じようにする。
「さ〜いしょ〜はグー､じゃ〜んけ〜んホイッ!」
みんなが出したのは、チョキ｡ そして私が出したのは・・・パー。
「よしっ､鬼はAで決まりだな！」
ウソップはそういうと、もう隠れに行った。 続いてルフィやチョッパーも隠れに行く。
「はあ〜、みんなが隠れ終わるまで待っとかなきゃ。」
私は､ひとり残された甲板に座り込む。
フカフカの芝生がすごく気持ちいい。
「・・・?お前、何やってるんだ？」
声に顔を上げると､そこには重そうなダンベルを持ったゾロの姿があった。
「あ、おはよ！あのね、今ルフィ達とかくれんぼしてるんだ」
そう言ってニコッと笑ってみせる。
すると、ゾロはニヤリ、と意地悪な笑みを浮かべた。
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作者名：桃瀬わるつ | 作成日時：2017年2月9日 1時
