【好きな人がいること】海に揺られる恋心 part３

再びあの場所へ ページ1

《》→英語で話してます


空港。


私がニューヨークにたった日から1年後___。


『《ただいま…》』


私は滅多に履いていなかったヒールをコツコツ


鳴らしながら歩く。


自分でもわかるぐらい私は変わった。


黒髪ロングストレートだったのを少し染めて巻き髪にして。


黒パンツにシャツの私のイメージにないようなカッコイイ系


ファッションにして。


被ったこともなかった女優帽に、かけたこともなかったサングラスもかけて。


みんな気付いてくれるかな…なんて心配だったりもする。


そんな事を考えながら私はもうSeaSonsの近く。


あれ…ここイタリアンになったんだ、とか。


あ、ここ前は空き地だったな…とか。


変わったところもいっぱいあって。


でも変わってない事。それは…


『《あ…海…》』


そう、辛い時泣いたあの海。


みんなで朝日を見たあの海。


その海は変わらず太陽に照らされてキラキラと


輝いている。


『《全然変わってないな…SeaSonsも》』


しばらく海を眺め、SeaSonsの前に。


変わってない…強いて言えば看板？笑


なんかおしゃれになった気がする笑


私は深く深呼吸をしてかあの階段を上り始めた。


✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――


移行しました！


いつも本当にありがとうございます。


最後まで御付き合いして頂ければ嬉しいです。


これからもよろしくお願いします☆



本条優柚。

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