【綿菓子 YS】 *3 ページ21
小さな町の小さな神社の秋祭り…
日本の文化がどんなものかはあまり勉強不足で知らないが…
年配の方や子供連れくらいしか見かけないからまぁ、俺達も全く顔をささず…
ゆっくり良い気分転換だ…
色とりどりの水風船やくるくるまわる風車がキレイだ…
すっかり記者さんと仲良くなったリョウクはキャッキャッと林檎に飴のついたのを片手に楽しんでいる…
うん。かわいいな… 写真撮っておくか…←
キュヒョンはどうやら好きなアニメのお面？？というやつに夢中だ…
うん。若干気持ち悪いな… これも押さえておくか…←
しばらく歩くと立ち止まった記者さんが振り返って俺に
「あ、あれが綿菓子ですよ＾＾」
そう彼女が指差した先にはアジョシがくるくるくるくる棒を回すとふわふわふわふわ細い糸が巻きついて雲のように膨らんで行く…
あぁ、これだ…
一つ買って口に運んでみる…
あぁ、この味だ…
なのにどうして… ずっと求めていたのに… 達成感も満足感もないんだろうか…
くるくるまわす綿菓子売りのアジョシをぼんやり眺めていたら
「ねぇ、兄さん、記者さんの妹さん呼んでいいでしょ？？兄さんのペンなんだから、サインくらいしてあげなよ＾＾」
そうリョウクが言ってくる…
いや、それはいっこうにかまわないが… いつも応援してくれる日本のペンには会ってみたいし…
「じゃ、僕らがいるのは内緒にして妹さん驚かせましょうよ！！！」
そうキュヒョンまで楽しそうにノリだした…
「そんな、ご迷惑な！！」
そう謙遜する記者さん…でもわざわざ調べて俺達をここへ連れて来てくれて、弟達も楽しんでいる…
「ぜひ＾＾」
俺がそういうと彼女もやっと笑顔になり、帰宅中らしい妹さんを呼び出しているようだった…
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saku(プロフ) - 西洋骨董洋菓子店って、よしながふみさんの漫画から来てるんですか？ (2019年1月31日 23時) (
レス) id: ee214ae639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：choco | 作成日時：2014年10月22日 14時
