Beloved girl

episode44 　翔平Side ページ45

翔平Side




今日、美彩が退院するみたい。


俺は〜OFFだから
ダラダラ寝て過ごそうかなぁ〜
って思ってたんだけど…




〜昨日〜

陣「翔平明日休みやったよな？」


翔平「そうですけども？」


陣「明日美彩
　退院だから迎えに行ってあげてな？」


翔平「えっ………」


陣「なんや？嫌なんか？」


翔平「別に嫌なわけでは…」



そう言ったときだった



樹「陣さん。翔平が行かないなら
　 俺が帰りに迎いに行きます。
　 明日午前中で終わるんで。」


樹がそう言ったので考える間もなく俺は……



翔平「いや！俺が行きますっ。」





そう言っていた。






今は午前10時。
久しぶりに早起きだー！
(全然早くないけどね？by作者)


支度はテキトーにやって
美彩のいる病院に行く。



〜病院にて〜


翔平「美彩！」


美彩「しょへ！
　 むかいにきてくれたの？」


翔平「まぁ今日OFFだし早起きしたから。」
(もう一度いいます。全然早くないけどね？)


美彩「そっか…ありがと！」


翔平「おう。」




病院からは寄り道せず、
まっすぐに寮へ向かった。



帰ってるときは普通だった。



ただ玄関の前に来て
美彩の様子がおかしかった。



翔平「美彩？」


美彩「………。やくそk」


翔平「へっ？」


美彩「やくそく。」


翔平「やくそくって？」


美彩「………。返事する約束！」


翔平「っ！」


美彩「もう、10年近く経ってるのに
　 返事してなくて………」


翔平「………。焦らなくていいよ。
　 俺の気持ちは変わらないしさ。」


美彩「………。うん。」

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