弱いのに強いRMPG少女

VOCAL組 ページ39

RIKUSide




今日はVOCAL組だけでレッスン





正直言ってキツイんだよ。






できるまでやり直しで喉が潰れるからさ









今日は美彩が少し不調みたいなんだよね




美彩「あーあーあーゔん」


ボイストレーナー「美彩、大丈夫？」


美彩「はい、大丈夫です」


ボイストレーナー「そう？
じゃあ北人と合わせるよ。」


美彩「はいっ。」


北人「やろっか！」


美彩「うん！」


ボイストレーナー「壱馬ちょっと手伝って」


壱「あっはい！」



♪〜


壱「君がそばに〜」


北人、美彩「いるーかーらー」





ボイストレーナー「なんか違うんだよね」


美彩「すみません。
私まだよくわかってなくて」


R「大丈夫！ゆっくりやろ？」



美彩はこんなにも悩んでいるのに
俺はこんな言葉しかかけることができない。


でも…


美彩「うん！RIKUさんありがとっ」



そう笑顔で言ってくれる。




だから、みんな好きになっちゃうんだよな〜







ボイストレーナー「もう一回やろっか」


美彩「はいっ！」


♪〜



壱「君がそばに〜」


北人、美彩「いる〜かーらー」




ボイストレーナー「うんうん。良くなってる」





美彩「かーくん、
北ちゃんもっかいいい？」


壱、北「うん！」




♪〜


壱「君がそばに〜」


北人、美彩「いる〜か〜らー」




ボイストレーナー「あとほんっのちょっと」


美彩「もっかい！」


壱、北「おう！」




もはや一致団結して
みんなチョーやる気。
美彩も調子乗ってきたみたい。



そして…




♪〜


壱「君がそばに〜」


北人、美彩「いる〜か〜ら〜」




ボイストレーナー「完璧っ！」


美彩「やったー！」


R「良かったね！美彩！」


美彩「うん！ありがとー」





こうして、無事ボイストレーニングは
終わりましたとさ。

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