弱いのに強いRMPG少女

ストーカー1 ページ15

美彩Side

正式加入から約一週間。
だいぶなれてきた。

今は、ラジオの
スタジオから帰る途中なんだけど…

タッタッタっ

なんかつけられてる気がする。




信号を渡って角を曲がると
後ろからついてくる
足音が急に早くなった気がした。



怖くてたまらなかった私は
全速力で走り出した。



後ろも振り向かず



ただただ走った。



すごいスピードで寮に突っ込んできた
私を迎えてくれたのはやましょーさんだった。


やましょー「美彩？
　 どうしたの？何かあった？」

私は怖すぎて
まともに答えられなかった。

美彩「いっいえ何でもないです。
気にしないでくださいっ。」

やましょー「そっそう…」

美彩「はいっ。
　 驚かせてすみませんでした。
　 おやすみなさい。」

やましょー「おやすみ。」



はぁ。

怖い。

今の私の頭の中は



『怖い』


のたった一つの言葉。


眠れない。


さっきまでラジオの収録のときまでは
すっごく眠かったのに………


なのに今は全然眠れない。









誰か…


誰か…


誰か私を…


私をこの暗闇から


『救い出して…』







作者より

ストーカーの回長くなるかもしれないです。

やっと10000hit超えました！！！

皆さんのおかげです。

これからも『弱いのに強いRMPG少女』

をよろしくお願いします！！！

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