弱いのに強いRMPG少女

少女の実力 ページ11

壱馬Side

自己紹介も終わって一息ついていると
ドアがあいた。

入ってきたのはHIROさんだった。

HIRO「自己紹介終わったか？」
と言って入ってきた。

壱「はい！」
そう答えると…

HIRO「じゃあ美彩、みんなの前で踊ってみるか？みんなも見てみたいだろうし」
そう言う、HIROさんに大きくうなずく俺たち。すると…

美彩「じゃあ少しだけ」

こうして美彩が踊ることになった。


皆「…………









！？」

俺たちは固まった。
なぜかって？それは…

美彩「っふっんっふっ」

俺たちの今までの曲に合わせて美彩が完璧に、いや、それ以上に踊っていたからだ。

♪〜〜〜〜〜〜。

美彩「ふー。ッッっ。こんな感じですかね？」

少し、息を荒々しくしながらもニコッと笑う美彩。

すごい少女が入ってきたなと言わんばかりに
みんな呆然としていた。


あれっ？

なんか美彩ちゃんの様子がおかしい。

美彩「ふっふー。はぁはぁッッっ。っ」

異常な呼吸の仕方で俺はいつの間にか叫んでいた。

壱「HIROさん!美彩ちゃんが！」

その声に気づいたHIROさんは

HIRO「あっ！？美彩大丈夫か！？壱馬！横にはしちゃだめだ。ゆっくり吸って吐いて。吸って吐いて。大丈夫だからな？」

そう言いながら適切な処置をしていた。

皆「………」
またもや俺たちは呆然だった。

だって、美彩ちゃんにこんなことが起きるなんて誰も思っていなかったから。

今、俺が思っていることは多分みんなと一緒だと思う。





『美彩ちゃんには何があるの？』

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