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『そのまま食べながら聞いてほしいんだけどね』
そういうと食べている箸を置いてこちらを見る数馬君
食べててもいいのに

『寝てしまって聞けなかったけど君はこれからどうしたい?』
今後のことについて話し合う
昨晩は私の睡魔が限界だったため聞けなかった
あらためて聞くと、彼は考え込んでいるのか黙ってしまった

『もし君が嫌ではなければここにいてもいいよ
仕事で家を空けてしまうこともあるけどそれでもいいなら』
もともと居てもらうつもりなんだけどね
行く当てもない不安定な状態の彼を放り出すつもりはない

数馬】「どうして…」
数馬君は困惑していた

数馬】「どうして会ったばかりの僕にそこまでするんですか
寝床も用意してくれて、今もこうやって朝食を作ってくれて
急に此処に来て迷惑でしかないのに…」
そんなこと考えてたのか
あまり気が回ってなかったなと反省しつつ、迷惑ではないことを伝える

『迷惑じゃないよ、まぁ驚きはしたけど
急に知らない所に飛ばされて、いつ帰れるかも分からない子を追い出すほどクズじゃない
君が嫌でなければ居てもらって構わないよ
それに、これも何かの縁だよ』
そう言って笑いかける
想定外の事には仕事柄慣れている
過去の子が来るのは想定外すぎたけど

数馬】「ありがとうござい、ます、」
数馬くんの目からポロポロ涙がこぼれる
急に未来に来て分からないことだらけで不安だったのだろう
ならここが少しでも安心できる場所になるよう、数馬君の心が安らぐように努めよう

『ほら、泣いてちゃご飯が食べれないよ。冷めないうちに食べちゃおう』
数馬君にティッシュを渡し笑いかける

数馬】「はい、!」
涙を拭く彼から元気な返事が返ってきた
数馬君が過去に帰れるようこっちでも何か調べておこう
早く見つかればいいんだけれど

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作者名:楓の姉 | 作成日時:2024年2月19日 14時

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