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『さっきの番号に電話を掛ければ私のスマホ、この機械につながるから
ちょっとは安心できない、かな?』
そう言ってスマホを指さす
少しでも安心してお留守番してほしいから
これからも家を空けることになるだろうからね

彦四郎】「…不安なの、バレちゃってましたね」
申し訳なさそうな彼

『不安なのは当たり前だよ』
彦四郎君の身長に合わせて屈み、目線を合わせる

『君にとってここは知らない世界
右も左も分からない状態なんだから
遠慮しちゃダメだよ』
そう言って笑い掛ける

彦四郎】「カナメさん…」

『まぁ私が家を空けちゃうのが悪いんだけどね
君を家の外に出すわけにもいかないから
許してほしい』

彦四郎】「そんなっ!カナメさんは悪くないです!
僕できます、しっかりお留守番できます!」
力強くこちらをしっかり見て言ってくれる

『そう言ってくれて助かるよ
ありがとうね』
そう言って頭を撫でる
…あっ、無許可で馴れ馴れしく撫でてしまった
まぁ笑ってくれているので良しとしよう

『それじゃあ君にもここでの生活の説明をしなきゃね
あ、そうだ』
またリビングに戻り棚の引き出しに仕舞ってある、あの時のノートとペンを取り出す
彦四郎君は後ろを付いて来てくれている

『これ、此処に来た数馬君に使ってもらっていたものなんだけど
そこにいろんなものの使用方法が書かれていると思うから
良かったら使って?』
はいどうぞ、とノートとペンを渡す

彦四郎】「え、良いんですか?」
彼は受け取りつつ聞いてくる

『うんいいよ
数馬君も別に怒らないだろうし
後輩になら喜んで使わせてくれるんじゃないかな』
頭に数馬君の笑顔が浮かぶ、うん、彼なら怒らないだろう
手紙の部分は私が持っているしね

彦四郎】「ありがとうございます!
大切に使わせていただきます!」

『よし、じゃあ色々と説明していくから付いて来てね』
こうして私の説明ツアーが始まった

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作者名:楓の姉 | 作成日時:2024年2月19日 14時

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