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『ところで君も落とし穴に落ちたの?』
彼がパンを食べ終えたのでかたずけながら聞いてみる

彦四郎】「!どうして分かったんですか?」

『数馬君も落とし穴に落ちたら此処にいたらしいから』
そう言うとあぁ、と納得していた

彦四郎】「お恥ずかしながら実はそうなんです
今日は一年い組で手裏剣を打つ練習をしていたんですが…」


〜ちょこっと回想〜
今日は手裏剣の授業
一年い組は優秀なので誰も遅れることなく集合する
2人1組でペアを組んで的に向かって手裏剣を打つ練習
僕は同室の友達とペアになり一緒に練習をしていた
なかなか真ん中に当たらないため、試しに腕の角度を変えてみたところ
逆に的をそれて奥の木に当たってしまった
失敗したな、なんて思いながら取りに行こうとしたところで
落とし穴に気づかず落ちてしまい、目が覚めたら…


彦四郎】「此処にいた、という訳です」

『なるほど』
君たちの学園落とし穴多いよね?
そして横文字普通に使うよね?

彦四郎】「もっと頑張らなくちゃと思ったんですけど、失敗してしまいました」
そう言って眉を下げる彦四郎君

『努力することは悪いことじゃないよ
今回はその投げ方が悪いと知れた、次はそれをいかせばいいんじゃないかな?』
人生の先輩からの助言だよ、なんて笑ってみる

『だけどあまり頑張りすぎは良くないよ?
此処にいる間だけでも少し休憩したらみたらどうかな?』
何かやりたいことがあれば手伝うけどね、そう付け足す

彦四郎】「そう、ですね
カナメさん、ありがとうございます」

『どういたしまして』
なんて特に何もしていないけどね
わざわざお礼を言ってくれるなんて、この子も真面目そうな子だなぁ

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作者名:楓の姉 | 作成日時:2024年2月19日 14時

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