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オッパたちと話しているうちに全員のステージが終わっていたようで、全員集まるように声がかかっていた。
案の定さっきのオッパの妹発言を耳にした女性スタッフが紹介してと私の所へやってきてオッパを少し恨んだ。
皆 「お疲れ様でした!」
全ての撮影も終わって解散となり、みんな宿舎に戻ったら練習室で練習したり各々自由に過ごしていた。
先輩 「スタッフも解散だってさ〜、私はこれから呑み行くからお先に!お疲れ〜。」
A 「お疲れ様でした〜。」
こんな長丁場の撮影後にすぐ飲みに行くだなんて元気だなと思いながら先輩を見送る。
私も帰ろうかななんて準備をしていると、遠くから私を呼ぶ声がした。
ユジン 「Aヌナ〜!!!」
そうやって私を呼びながら笑顔で駆け寄ってくるユジンくん
あまりにもその笑顔がキラキラ輝いていてそれが自分に向けられているものだと思うと少し恥ずかしくなった。
ユジン 「Aヌナ!もう帰るの?」
A 「うん、スタッフも解散でいいって言われてたからこれから帰るところ。」
ユジン 「じゃあ僕が送っていってあげる!」
A 「あ、いいよユジンくん疲れてるでしょ?バスあるから大丈夫だよ!」
ユジン 「いいの!暗くてヌナ1人だと心配だから!」
A 「わかった、、じゃあお言葉に甘えて送ってもらおうかな。」
ユジン 「任せて〜!!さ、行こ!」
そう言って私の手を引いて局をあとにする。
最寄りのバス停までは少し距離があるから、その間ユジンくんとお話できるな〜なんて少し嬉しく思っていた。
てか自然とこの子手繋いでるけど、いいの、ダメだよね?
バレたら絶対ダメなやつ...
そうわかっていても何故か自分から手を離すことはできなかった。
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ぶり照り(プロフ) - さぎりさん» 嬉しいです‼︎亀更新すぎて申し訳ないです( ; ; ) (4月28日 22時) (レス) id: 615b5885ef (このIDを非表示/違反報告)
さぎり(プロフ) - 大好きなお話です❤︎続き待ってます! (12月24日 11時) (レス) @page40 id: 1e7facddf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぶり照り | 作成日時:2023年5月7日 8時