誰よりも輝いて (ページ14)

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ハオは見事にオールスターを獲得して、他の3人もしっかりスターを貰えていて安心した。

ステージが終わった後ハオが私のところにきて、やったよ！なんて手を出しながら言うから、すかさずハイタッチをして、凄かったカッコよかった！みんな上手いんだね〜！なんてやり取りをしていた。

ハオとの会話に夢中になっていると遠くからダンダンと足音が聞こえて、音のする方に目をやるとユジンくんが口パクでちゃんと見て！なんて言うから思わず可愛くて笑ってしまった。

オリー「なんかユジン怒ってるよ？Aさんなんかしたの？」

A 「いやあ、さっきちゃんと見ててねって言われただけだよ〜。オリーくんも凄かったね！お疲れ様〜！」

そう言って頭を撫でてるとまた遠くから今度はあーっ！！なんて声が聞こえて、見るとユジンくんがぽかんと口を開けてこっちを見ていた。

リッキー「オリー、もう行くよ、あとでユジンに怒られる。」

オリー「え〜せっかく褒めてもらってたのに、、Aさんあとでもっと褒めてね〜」

なんて言いながらみんなに連れられ席に戻っていく。

ユジンくん達のステージがそろそろ始まる。
みんなスタンバイしていて、ユジンくんがポジションの確認をしている。

さっきはあんなに可愛い顔をしてたのにステージに立つと顔付きがまるで違う。

A 「かっこいい...」

ついそんな事を口に出していた。

ステージが始まるとみんな想像以上に上手くて瞬きも忘れるくらい見入ってしまった。

スンオンくんの高音もすごかったけど、ユジンくんに僕の事だけ見ててなんて言われたから自然とユジンくんしか目に入らなかった。

パフォーマンスが終わって、大事な評価に入る。

オールスターだったらご褒美なんて言っていたけれど、今までたくさんの子がステージを披露したけどオールスターの子は数えられるくらいしないない。

どうなるんだろう_____。
ドキドキしながら評価を待っていた。