nine story ★ ページ12
及影徹は山道を歩いていた。
そう、本当にたまたまである。
そんな彼も耳元に、叫び声が聞こえてきた。
「っ、なに？」
徹の耳にはその声は『助けて』と言っているように聞こえる。
「近いな・・・こっちだ！」
・
・
・
声の聞こえたところから、徹はすぐ近くのボロボロの小屋のたどりつく。
そこについている窓から中を覗く。
そこにはまさに、いざ女の子に襲いかかろうとする男がいる。
「おっ、女の子がいるっ！？怖いっ！」
――
「まてまてまてぇ！」
「いやまってください」
「ちょ、タンマっ！」
「・・なに」
「そうだよー、せっかくの及川さんパートなのに」
五月蝿い、と耳を塞ぐ孤爪と、不満そうに口を尖らせて言う及川。
いや、これで驚かない方がおかしい！
３人は心の中でつっこんだ
「なに、怖いって！
怖がるとこが違う！この物語は神話生物に怖がってSAN値チェックするよね！？
え、なんで女子高生怖がってんだこのおっさん！」
黒尾が一息でつっこむ。
言い終わってぜーはーぜーはーと息をする黒尾。
お疲れ様、と無言で物語るように国見は黒尾の肩に手を置いた
孤爪曰く
及影徹は前回も神話生物、怪物と闘い、勝利したことのある設定。
女の子の顔が急に縦に裂けて怪物となった。
それを目の前で見てしまい、それ以来未成年の女の子は怖いらしい。
主に幼女は怖い。観ただけで発狂できる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花宮幸ヤ(プロフ) - ユッケさん» 正解です！よく分かりましたね・・・！とても感動した作品でしたので、こんな感じにさせてもらいました。 (2015年8月25日 17時) (
レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
ユッケ - これって妖夢と本当は怖いクトゥルフ〇話と同じシナリオですか？ (2015年8月25日 16時) (レス) id: 41b50a089d (このIDを非表示/違反報告)
Gemini - 夢主有のCoCリプレイ風小説を見れてとても嬉しいです(かくいう私も最近作り始めようかと考え中ですが)。更新楽しみにしてます。 (2015年8月4日 17時) (レス) id: f16ec0c09a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花宮幸ヤ | 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2015年6月24日 21時
